【中高生のネット利用実態調査】中学生の5割、高校生の7割が、「携帯音楽プレーヤーやスマートフォンなどで音楽を聴きながら」勉強。
ベネッセ教育総合研究所では、2014(平成26)年2月〜3月に、全国28の中学校・高校の中学1年生〜高校2年生9,468人を対象に、ICTの利用実態・意識に関する調査を実施した。ネットやスマホとの関わりがどのくらいあるのか、またオンライン上でのつながり・コミュニケーションが子どもたちの生活や文化・学習にどのような影響を与えているのか、様々な角度から探ってみた。
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中高生の学習時の「ながら行動」(並行行動)の実態はどのようなものだろうか。その全体傾向を示したものが図である。中高生で共通して比率が高いのは「携帯音楽プレーヤーやスマートフォンなどで音楽を聴きながら(動画サイトは除く)」で中学生53.5%、高校生69.2%。次に「テレビを見ながら、聞きながら」が4割前後、さらに「メールやチャット(LINEなど)を書きながら(返事を出す場合も含む)」が中学生で24.3%、高校生で37.5%と続いている。
ちなみに、インターネット利用者を母数とした実態をみても、その傾向に大きな違いはみられなかった(ただし中学生でポイントが全体的にやや増加)。
スマートフォン利用率の高い高校生だけでなく、中学生も様々な「ながら行動」を行っている実態があるようだ。
Q あなたは、家で、次のようなことをしながら勉強をすることがありますか。
出典:中高生のインターネット利用の実態は? 学習とメディア活用~中高生のICT利用実態調査2014より~
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