感情表現が愛らしいウサギ 家族として迎える際の注意点は?

感情表現が愛らしいウサギ 家族として迎える際の注意点は?ふわふわな毛と長い耳が愛らしいウサギ。成長しても小型犬くらいの大きさにしかならず、あまり鳴かないため、比較的飼いやすいペットとして人気を集めている。ウサギの性質や共に暮らす楽しみについて、LUNAペットクリニック潮見院長の岡野祐士氏に聞いた。

 

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現在、日本でペットとして飼われているウサギは「ヨーロッパアナウサギ」という種類のウサギです。日本の在来種で、野原をピョンピョンと走り回るノウサギとは別のルーツを持っています。

 

アパートやマンションなどの集合住宅でも飼えますし、外を散歩させる必要もありません。家にウサギがいることで、親子の会話のきっかけにもなるでしょう。「ウサギは無表情で何を考えているかわからない……」と思われがちですが、そんなことはありません。うれしい時には飛び跳ねたり、怒った時は足で音を立てたりと、全身を使った感情表現が非常に愛らしいペットなのです。また、決まった場所で排泄(はいせつ)する習慣があるため、トイレのしつけをすることもできます。

 

ウサギは飼いやすいペットですが、気を付けなくてはいけないのは犬や猫と違い、まだペットとしての歴史は浅い動物だということ。専門的に診察してくれる動物病院がまだまだ少ないのも事実です。飼いはじめたら、健診や爪切りなどをきっかけに、実際にいくつかの病院にかかってみましょう。その際に、ウサギの生活環境や食事など、飼い主さんが疑問に思うことを積極的に先生に聞いてみてください。詳しい先生ならば、きっと親切に相談に乗ってくれるはずです。ぜひ、コミュニケーションを通じて信頼できる専門家を見つけてください。

 

常識的に知られていない部分が多い動物だからこそ、子どもと一緒に知る楽しみがあります。ウサギに無理のないよう十分に準備をしたうえで、一緒に散歩する「うさんぽ」も人気です。獣医さんにウサギのことを聞いたり、飼い方の本などを読んだりして楽しんでください。

 

出典:家族の一員として、子どもと一緒にペットを飼う 全身を使った感情表現が愛らしいウサギ ウサギの性質 -ベネッセ教育情報サイト

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