基本を押さえればバッチリ！アイテム別らくらくアイロン術～ズボン、スカート編～

ズボン、プリーツスカートに上手にアイロンをかけるには？

　ズボンは折り目が、プリーツスカートはひだがずれてかけにくい…。難易度が高いように思えますが、ポイントは、固定して、形を整えてからアイロンをかけることです。

【ズボン】

　腰まわり&裾（すそ）の順でかけましょう。

１．腰まわり

アイロン台にズボンをはかせるようにして、裏側から、ポケット→ファスナーまわり→ヒップの順にかけていきます。終わったら表側も同様にかけますが、このとき、ファスナーに直接アイロンを当ててしまわないよう気をつけてください。熱くなってしまいます。

２．脚

ズボンの上下四隅を洗濯ばさみではさむと、かけやすくなります。また、折り目にたっぷりの水をつけるとアイロンがしっかりかかります。歯ブラシなどで、適宜水をつけるといいでしょう。

３．裾（すそ）

内側から、細かく丁寧にかけていきましょう。

【プリーツスカート】

　輪にした平ゴムをアイロン台にくくりつけて、平ゴムとアイロン台の間に裏返したプリーツスカートを挟み込み、ひだを整えてからアイロンをかけていくと、プリーツが崩れずに済みます。

テカリやすい素材のものは、当て布をして、裾→ウエストの順でかけましょう。終わったら表側も同様に。表裏両方かけることで、プリーツが安定します。

アイロン台からはみ出る場合は、いったん全体を固定してアイロンをかけましょう。

ズボンやスカートのひだはピシッとしているほうが気持ちいいですよね。ちょっとした工夫できれいな仕上がりが実現可能です。ぜひ試してみてくださいね。