すてきな思い出を残そう!赤ちゃんの記念日や行事を上手に撮影する方法
お誕生日や記念日の赤ちゃんの表情は、普段とは違う喜びがあらわれているようです。できれば、写真や動画でも残しておきたいもの。「でも、どうしてもうまく撮影できなくて......」というかたに、ちょっとしたテクニックと、お役立ちグッズをご紹介します。
気付かれないところでカメラをかまえて!カメラの「ズーム」機能を駆使(くし)しよう
赤ちゃんにカメラを向けると、赤ちゃんがカメラに触ろうと近づきすぎてしまう、自然な表情をやめてしまう...ということは多いもの。とはいえ、カメラを見つけると自然な表情ができなくなってしまうのは、大人でも同じです。カメラの「ズーム」機能を使えば、距離があっても被写体を大きく、はっきりと撮ることができますから、赤ちゃん本人に気付かれない程度に遠く離れた場所からカメラを構え、自然な表情を撮影できるでしょう。
でも、ズームをすると「手振れ」がひどくて...という心配があるかもしれません。その場合には、「一脚」を使ってみましょう。「一脚」は三脚の脚がひとつしかない「棒」のような道具です。かなりお手頃なお値段で手に入れることができます。床や地面に脚が一つついているだけで、カメラの安定度は抜群に上がります。
「一脚」を使えば片手が空く!「こっち向いて」が楽になる
「一脚」はなかなかのすぐれもの。これがあると片手でもカメラが固定しやすくなります。そのため、人形や音の鳴るおもちゃを片手に持って赤ちゃんの気を向けようとする時でも、片手撮影で被写体がぶれません。カメラにストラップをつけて手にかければ、さらに安心です。一脚は三脚のように、広い足場が必要になりませんし、「カメラが重くて手が疲れる」ということもありません。今後、保育園・幼稚園に入園しても使えますので、一つ購入しておくことをおすすめします。
「ミニ三脚」があれば両手が使える
赤ちゃんのお世話をしながら撮影なんてできない...そういう場合は、「ミニ三脚」を使ってカメラを置き、赤ちゃんの動画を撮影しましょう。ミニ三脚はテーブルの上にも置けるような小さな三脚です。15〜20cm程度の高さで、タイプによっては、ぐっと脚を広げて倒れにくくできたり、手すりや木に巻きつけて固定できたりします。
育児をしていると、「ちょっとしたお手伝い」が大きな助けになることが多いもの。撮影だって同じです。自分の手ですべてをこなすのではなく、「撮影ツール」を使って上手に思い出を残してくださいね。
倉持鎮子
自身も6歳、10歳の子どもを育て、育児・食育・親子問題についての執筆を行うライター。医療・健康・体の不思議、子育て中にもできる美容などにも触れ、さまざまな面から「子どもとの生活」についてのライティング実績がある。講師業では、「脳と体を考える食育」についての情報を提供。