子どもが喜ぶおかずを、野菜と組み合わせて栄養価をアップするご提案

 多くの子どもたちが喜ぶお弁当のおかずとは、一体なんでしょうか? この記事では、お弁当に入れる代表的な人気のおかず「から揚げ」、「たまご焼き」、「ソーセージ」について、そのままお弁当に入れるだけでなく、「野菜と組み合わせて栄養価をアップする工夫」をご提案します。彩りもぐっとよくなりますよ。

 

 


から揚げ...おすすめは「から揚げと野菜のピザトースト」

 子どもだけでなく大人も大好きなので、運動会や親子遠足でも用意したいですね。野菜を一緒に食べてほしいなら、から揚げを少し薄く切り、同じく薄切りにした玉ねぎ、ピーマンやパプリカ、溶けるタイプのチーズをのせてピザトースト風にしてみてはいかがでしょう。小さめのパンを使えば、お弁当にもぴったりです。パンはさくっと、具の部分はしんなり。冷めてもおいしくいただけます。

 

 から揚げとチーズの味で十分楽しめますが、お好みでマヨネーズやケチャップで味付けを。もう一枚パンを焼いて上からのせ、ホットサンド風にしてもいいですね。

 

 

卵焼き...だし巻き、オムレツなどバリエーションも楽しい

 和風のだし巻きにしたり、ネギやえだまめを入れて焼いたりなど、いろいろなアレンジができる卵焼き。刻んだ玉ねぎ、にんじん、いんげん、鶏や豚のひき肉を炒め、トマトピューレ、塩で味つけしたものを包み込んで焼けば、栄養たっぷりのトマトオムレツに。卵には、少量の砂糖を入れるとふんわりします。甘味が引き立つので、塩もほんの少し入れましょう。

 

 

ソーセージ...ロールキャベツで栄養価をアップ

 パリッとした皮に包まれて、食感も音も楽しいソーセージは、「かに」や「たこ」など、切り方によってお弁当にアクセントを加えられる便利な食材です。でもそろそろ飽きてきたなと思ったら、「ロールキャベツ風」にしてみては? 大きめに切り、さっとゆでたキャベツ、またはオリーブオイルで炒め、蒸し焼きにしたキャベツをソーセージに巻いてピックで刺すだけ。甘味の強い春キャベツが出回る頃に、特に試してほしい一品です。小さなウインナーの場合、キャベツと一緒に炒めるだけでもよいですね。

 

 

 その他、ハンバーグやチキンナゲット、ポテトサラダ、ごはんものでは「いなりずし」も人気があります。ご家庭によっては、別のおかずが一番人気をほこっているかもしれません。人気のおかずをそのままお弁当に詰めるのもいいですが、ぜひもう一工夫を加えて、いつもと違ったおかずの顔を楽しんでみてください。彩りを意識すれば、自然に栄養価も高くなります。

 

 

倉持鎮子

自身も6歳、10歳の子どもを育て、育児・食育・親子問題についての執筆を行うライター。医療・健康・体の不思議、子育て中にもできる美容などにも触れ、さまざまな面から「子どもとの生活」についてのライティング実績がある。講師業では、「脳と体を考える食育」についての情報を提供。

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