クリスマスプレゼントに迷っているかたへ!おもちゃの選び方(2歳児編)
遊びながらどんどん成長する2歳児。その一方で、自我が芽生え、おうちのかたが買ってきたものに反応を示さないことも増えていきます。好きなものに偏りがちで、できないことには飽きてしまうので、おもちゃ選びが難しくなる時期です。
2歳児の発達段階
2歳児の発達段階は、特徴として、次の3つがポイントです。
【特徴1】イメージができるようなる
過去に見たことを自分なりに再現したり、今ここにないものを思い浮かべたり、「イメージ」ができるようになります。お子さまの頭の中では劇的な変化が起こっているのです。
【特徴2】なんでも自分でやりたがる
なんでも自分でやってみたくなる時期ですが、できないことでも「自分でやる!」といって聞きません。できないと癇癪(かんしゃく)を起こして飽きてしまうことも多くなります。
【特徴3】好きなものに偏りがちになる
好きなもの、好きなことがはっきりしてくる時期で、お子さまだけに選ばせると、自分の好きな遊びやおもちゃに偏ってしまうこともあります。
以上の特徴を踏まえ、2歳のお子さまには、次のような遊びやおもちゃを選んであげましょう。
想像力を広げられる遊びにする
イメージする力が伸びている時期なので、遊び方の決まった単調なおもちゃではなく、自由に想像を広げられ、頭の中でイメージしたことを実際に手を動かして表現できる遊びを選んであげられるとよいでしょう。答えが一つに決まったおもちゃより、自由度が高いおもちゃを選んであげるのがポイントです。
ステップアップできる遊びを選ぶ
「自分で!」という意欲が旺盛な一方で、できることがまだ限られているのが2歳児の特徴です。お子さまが投げ出さないレベルのものや、難易度に幅のあるもの、簡単なことから徐々にステップアップするものを選んであげましょう。
幅広いテーマに触れさせる
たとえば、車好きのお子さまならば車のおもちゃだけを与えるなど、好きなもの、好きなテーマだけで遊ばせていても、お子さまにとっての刺激がたりず、飽きてしまいます。お子さまが好きなこと以外にも興味を持つことができるように、遊びの中で自然といろいろなテーマに触れさせ、好奇心の幅を広げてあげられることが大切です。
アメリカはクリスマスプレゼントにも興味深い風習がありますので、『世界のクリスマスプレゼント事情』の記事もぜひ読んでみてください。