幼稚園・保育園選びのポイント
お子さまが初めて、家庭以外で生活を送る場所、それが幼稚園・保育園です。だからこそ、満足のいく園選びをしたいですね。
そのためには、事前の準備や情報収集が必要です。
幼稚園の場合
具体的に園選びを始める前に次のことを考えておきましょう。
1. わが家の教育方針を明確にする。
2. わが子の成長発達や興味・関心を見極める。
3. 2年保育か3年保育かはっきりさせておく。
4. 徒歩かバスか/預かり保育/保育料などについて考えておく
5. 通園可能な園を調べておく
2年保育がいいのか、それとも3年保育がいいのかは、一人ひとりのお子さまによって異なります。ご家庭の実情や、地域の幼稚園の設置状況など、さまざまな条件によっても異なってくるので、第三者が一概にどちらがいいとは言えません。
とはいえ、迷う点も多いでしょう。そこで、考えを整理するために、検討する際の視点を挙げた一覧をつくりました。検討する際の参考にしてみてください。
候補にする幼稚園を決めたら、園見学に行く準備をします。
1. 訪問の日時を約束し、厳守する。
2. 大人用のスリッパや筆記具などの持参物に留意する。
3. 園の迷惑にならないよう見学する。
園見学時は次の項目をしっかり見ておきましょう。
1. 園の教育方針とわが家の教育方針を見極める。
2. 教育の内容と方法を見る。
3. 先生の、子どもへの関わりを見る。
4. 先生の身だしなみが子どもと接するのにふさわしいかどうか。
5. 学級数と教職員数の構成を見る。
6. 施設・設備の広さや整理の状況、安全面を見る。
園への確認や質問をするときに気をつけたい点は次の通りです。
1. パンフレットや要覧でわかることは質問しない。
2. 園の担当者の時間的な余裕に配慮して質問をする。
3. 複数での見学の場合、質問が重複しないように。
4. 他の園と比較するような発言は控えること。
見学が終わったら以下の点に気をつけながら、検討して園を決めます。
1. 合う園を探すこと、園に合わせること、両方が大事。
2. ポイントをはっきりさせて納得できるかを考える。
3. 決定はおうちの人が責任をもって。
4. 迷ったときは納得のいくまで検討する。
保育園の場合
幼稚園と違って、保育園は条件に合うところを選ぶ余裕がない場合もあります。年齢によっては定員が決まっていて入園が不可能など、さまざまな状況も考慮しつつ園選びを進めましょう。
また現在、幼児教育施設は多様化しています。地域によっては幼稚園と保育所を統合した形の「認定こども園」や幼保一体化施設もあります。また、保育時間はさまざまで延長保育(有料)が可能な園もありますので、わが家の実情に合う園を選ぶようにしましょう。
園選びの前に以下のことを考えておきましょう。
1. わが家の方針を明確にする。
2. 生後何カ月から預けたいのかはっきりさせておく。
3. おうちの人の通勤の都合や子どもの健康にも留意する。
園見学に行く前の注意点は3つです。
1. 訪問の日時を約束し、厳守する。
2. 迷ったときは納得のいくまで検討する。
3. 持参物などに留意する。
保育所では低年齢の子どもは裸足で生活することが多く、床は清潔を保つようにしています。見学者も、靴下で歩いてもよいようにしていくといいでしょう。また、服装は動きやすいもので。筆記具も持参しましょう。
園見学時は次の項目をしっかり見ておきましょう。
1. 園の教育方針とわが家の教育方針を見極める。
2. 保育の内容と方法を見る。
3. 子どもがよろこぶ言葉や会話がかわされているか、保育士の子どもへのかかわりを見る。
4. 保育士の身だしなみが子どもと接するのにふさわしいかどうか。
5. 正規の職員、臨時の職員など保育士の構成を確認する。
6. 施設・設備の広さや整理の状況、安全面、一日の大半を過ごすのによい生活環境かどうかを見る。
園への確認や質問をするときに気をつけたい点は次の通りです。
1. パンフレットや要覧でわかることは質問しない。
2. 園の担当者の時間的な余裕に配慮して質問をする。
3. 他の園と比較するような発言は控えること。
見学が終わったら以下の点に気をつけながら、検討して園を決めます。
1. 合う園を探すこと、園に合わせること、両方が大事。
2. ポイントをはっきりさせて納得できるか考える。
3. 決定はおうちのかたが責任をもって。
4. 迷ったときは納得のいくまで検討する。
初めてのお子さまの場合は、当然、園選びも初めての体験になりますね。わからないことや迷うことが出てきたら、ひとりで抱えずに家族や親しいお友だちなどに相談しましょう!