高校生の「犬好き」は「猫好き」の倍近く そのワケは?
ベネッセ教育情報サイトでは、高校生を持つ保護者を対象に「お子さまは犬と猫、どちらがお好きですか? 理由は?」というテーマでオンライン投票を行った。(投票期間:2014年5~6月 回答数:733票)ペットでは常に高い人気を誇る犬と猫。それぞれ独特の性格的傾向があることから、人間も、犬が好きな「犬派」と猫が好きな「猫派」で性格の違いを語られることが多いが、実際は?
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投票の結果は、「(どちらかといえば)犬」が42.6%、「(どちらかといえば)猫」が25.6%、「どちらも同じくらい」が13.8%と、犬派が猫派を大きくリードした。それぞれ「自分で飼っているから」という理由が断トツだが、他にも寄せられた理由をいくつか紹介しよう。
≪犬派≫
●猫には、かまれたり引っかかれたりしたことがあるので苦手
●猫アレルギーがあるから
●チワワを飼って、「ちくわ」と名前を付けるのが夢
●犬は忠実で賢く、芸などしつければできる
●人になつくし、一緒に散歩できるのも好き
≪猫派≫
●娘の性格も顔も猫。犬はかまれそうで嫌い
●愛嬌のある表情が好き。かわいい
●自分より大きな犬に抱きつかれてトラウマになった
●わがままそうで気ままな素行にひかれている
●猫の自由奔放なところやフォルムが好き
犬の「人なつっこさ」を長所ととる犬派と怖いとする猫派、猫の「自由気ままさ」を長所ととる猫派と忠実さがないとする犬派。それぞれの性格に対する見解の違いがそのまま、好みに反映されているようだ。
一方、約2割を占める「嫌い、わからない、他」に投票した保護者からは、「動物全般が苦手」「アレルギーで動物に触れない」「生き物を飼ったことがない」「なじみがなく興味がない」などの声が寄せられた。
犬、猫に限らず、小さいころから身近な存在として生き物がいる環境で育っていると、自然にその生き物に対する愛着がわいてくるのかもしれない。