「少食派」と「しっかり派」に二極化する高校生の朝食
ベネッセ教育情報サイトでは、高校生の子どもを持つ保護者に「お子さまは朝食を食べますか? どのような?」というテーマでオンライン投票を行った(投票期間:2014/07/01~2014/07/15 投票数:752票)。授業や部活、塾などで忙しくしている高校生も多いだろうが、さてどのような朝食をとっているのだろうか。
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朝食を「毎日食べる」との回答は87.0%と、9割を割り込んだ。それでは高校生は何を好んで食べているのだろうか。
●毎朝パンだけでも食べさせています。寝起きが悪く食欲はないみたいです
●寝起きが悪く、朝食はいらないようなことを言うので、パンだけです
●朝は食欲がないようで、パン ヨーグルト 野菜ジュースだけです
●毎朝食べますが、高校生になって量が減りました。
高校生になると、中学生よりもパンを朝食にすることが増えるようだが、なるべく「軽いもの」を求めてそうなっているようだ。遅くまで勉強をしたり、遠距離通学のために朝が眠く、寝ぼけまなこでパンをかじっている様子がうかがえる。また、高校3年生にもなれば大人に近くなるため、成長も一段落して、食欲が落ち着いているのかもしれない。
一方で、しっかり食べる派は、ごはんを主食にしているようだ。
●昼までもたないようで、ごはんを食べて行きます
●学校がある日はごはんです。パンだとお昼までもたないそうです
●朝からモリモリ食べていきますが、昼前におなかぺこぺこになるみたいです
●朝食もしっかり食べますが、お昼まで待てず2限後にはお弁当を食べているそうです
育ち盛りの高校生や部活の朝練などがあると、お昼までにすっかりおなかがすいてしまうらしく、パンよりも腹もちがよさそうなごはんをしっかり食べている、という声が多かった。
いずれにせよ、バランスのよい朝食をしっかり摂って、元気に学校生活を送ってもらいたい、というのが保護者の願いのようだ。