幼い頃の体験が影響? 「海」好きの高校生は「山」派の2倍!
ベネッセ教育情報サイトでは、高校生の子どもを持つ保護者に、「お子さまは海と山、どちらがお好きですか? その理由は?」というテーマでオンライン投票を行った。(投票期間2013/06/03~2013/06/16、投票数826票)夏には、子どもが家族や友達と出かける機会も増えるだろうが、実際は?
***
結果は、「海」(「どちらかといえば海」を含む)が「山」(「どちらかといえば山」を含む)の約2倍となった。寄せられたコメントを見てみると、「海」を選んだコメントには、「泳ぎが好きだから」「開放感がある」「虫が嫌い」。一方「山」派は、「塩でべたべたするのが嫌」「自然の中を歩くのが好き」「登山で体力をつけたい」という理由などが集まった。
高校生は海好きが多い結果となったが、海派も山派も、好きな理由にはある共通点があるようだ。
「海」「どちらかといえば海」には、
●海の近くに住んでいる
●子どものころから夏休みに海に連れて行っていた
●親の趣味に合わせて海が好きになりました
●歩いていける距離に海があって、よく行く。何もしなくても匂いや香り、風景、音で楽しめる
●実家に帰省すると、毎日海水浴、魚釣り、貝採りばかりしている
などの理由が並ぶ一方、「山」「どちらかといえば山」の回答の中にも、
●小さいころ山に囲まれて育った
●山に別荘を持っているので行き慣れている
●幼い頃から夏には山に旅行に行っていたせいか、山が好き
●海に連れていったことが少ない
と、どちらも幼い頃から行き慣れているから、という理由が少なくない。
一部には、山に囲まれて育ったので海に憧れがある、との声も見られたが、子どもが小さい頃に保護者がどちらに多く連れていったか、が理由に大きく影響しているようだ。