高校生活の中心は勉強、部活 新しい習い事を始める余裕はない!?
幼児期や小・中学生のころは習い事をしていた、という子どもが多いだろうが、高校生ではどうだろう。進級・進学に合わせて新しく習い事を始める子どもはいるだろうか。ベネッセ教育情報サイトでは「お子さまは新しい習い事を始めましたか？ どのような？」というテーマで、高校生の子どもを持つ保護者にオンライン投票を実施した（2014年4月／回答者数743名）
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「（新しい習い事を）始める予定はない」という回答が圧倒的多数だった。具体的には、
●部活で忙しくて続けられません
●大学受験なので、勉強に専念します
●部活と勉強が忙しく、今までやっていた習い事をやめることはあっても、新しく始める余裕はありません
●習い事よりバイトを始めたいようです
●ピアノを再開したいと言っているけれど、時間的に難しいです
など、習い事よりも学校や部活、受験勉強などで時間的に忙しい、という理由がほとんどだった。中には、「私立校なので、学費も通学時間もかかり、習い事の余裕がありません」と金銭的な理由をあげている人もいた。
そんな中、少数ではあるが「新しく始めた（始める予定）」と回答した人のコメントを見てみよう。
●演劇部に所属し、ボイストレーニングも兼ねた歌のグループレッスンに通い始めます
●大好きな英語を、（高校）受験を終えてから始めました
●友達よりもパソコンを使うのが苦手ですが、これからレポートなどで使用すると思うので、習いに行こうかと言っています
高校生になると、自分の趣味や興味、将来に向けての技術・技能習得など、明確な目的を持って積極的に習い事を始めるようだ。また、始めた習い事の中でも、「受験に向けて塾に行きます」「予備校に通います」「漢字検定を受ける勉強を始めました」など、学習系を挙げる人が多かった。
