習い事に忙しい小学生 進級しても「新しい習い事を始める余地はない」
新年度を迎えて、はや2か月。子どもたちも新しい生活にも慣れてきたころ。進級に合わせて、新しい習い事を始めた子どもも多いのではないだろうか。ベネッセ教育情報サイトでは「お子さまは新しい習い事を始めましたか？ どのような？」というテーマで、小学生の子どもを持つ保護者にオンライン投票を実施した（2014年4月／回答者数1,033名）
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投票結果では、新年度を迎え、進級したからといって、特に新しい習い事を始める予定はない、という回答が多数を占めた。具体的な内容を見ると……、
●空手が週3回、英語が週1回。本人のためにもこれ以上は増やしません
●塾に3日ピアノ、英語と行っているのでこれ以上は無理です
●学校に慣れてから、と思っています
●サッカーとテニスを続けています
●今している習い事でいっぱいいっぱいだから
すでに習い事を多くやっていて忙しい、という理由が多かった。中には、「私（保護者）に時間がない」「お金がかかる」と保護者や家庭の理由をあげている人もいた。では、新しく始めた（始める予定）という人のコメントを見てみよう。
●小学生からしか習えない事が、小1になり念願かなって、習えるようになりました
●水泳と習字を始めました。本人の希望ということもあり楽しく通っています
●小学校1年生になった息子。通信教育を始めました
●学習塾に通い始めました。いよいよ受験モードです
●英語を始めました
中学受験に向けて塾や通信教育、英語など、学習系の習い事を始めたというコメントが目立った。新しい習い事を検討中の人もおり、「年間の学校のスケジュールや時間割がわかったら始める」「学校が落ち着いてから」と、学校生活を中心に考えている様子もうかがえた。
