春の運動会シーズン お弁当におすすめ「鶏の唐揚げ三種盛り」
春の運動会シーズン。家族みんなで応援に行き、子どもと一緒にお弁当を食べるという家庭も多いだろう。楽しみな半面、お弁当の中身に迷うこともあるのでは? 2児の母でもある料理研究家の浜田陽子氏に、“家族みんなで食べる、簡単で見栄えの良い運動会弁当”を教えてもらった。
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人数分のおかずを作り、しかも見栄え良く盛りつけるのは一苦労。徹夜でのお弁当作りなど、無理のしすぎは禁物です。お子さまが運動会を楽しみにしている気持ちに寄り添いながら、肩の力を抜いてお弁当作りを楽しんでください。
運動会当日に全部のおかずを作るのは大変です。マリネや煮物は作り置きしておき、卵焼きも作って冷凍しておきます。ウインナーなどの炒めものは、材料を切っておくとよいでしょう。前日までに7~8割は完成させておけば、ぐっと楽になります。当日行う作業は、炒め物と揚げ物の仕上げと、おにぎりやいなり寿司などのごはんものを作るだけにしておきましょう。
おすすめの2品をご紹介します。
●鶏の唐揚げ三種盛り
(1)鶏肉を適当な大きさに切りボウルに入れ、酒、塩、コショウ、おろしニンニクで下味をつけます
(2)溶いた卵を(1)にからませます
(3)(2)に片栗粉をまぜる。その際、1/3の鶏肉にはゴマを加え、1/3の鶏肉には青のりを加えます
(4)(3)を冷凍し、運動会前日に冷凍庫から冷蔵庫に移しておきます
(5)180℃の油で3~5分揚げます
※ポイント
・衣の片栗粉はまぶすというより、混ぜてドロッとした状態でOK
・衣には小麦粉よりも片栗粉かコーンスターチを使えばカラッとします
・前日までに作って冷凍しておけば、当日揚げるだけで済みます
●ちくわのパプリカ詰め
(1)ちくわを斜めにカットします
(2)(1)にちくわの穴の大きさに合わせて細切りにしたパプリカ(赤、黄、緑)を詰めます(暑い日は傷みやすいのでパプリカはゆでましょう)
※ポイント
・材料は前日までに切っておきましょう
・小さなカップに入れると食べやすいし、お弁当に映えます