必修化された小学校の外国語活動 算数の計算を英語にすると……
2011(平成23)年度から、小学5・6年生に対して外国語活動が必修化されている。実際の授業はどのように行われているのだろうか。子どもの英語教育のエキスパートとして、実際に小学校現場で英語を指導している粕谷恭子氏に、ALT(外国語指導助手、Assistant Language Teacher)の模擬授業を例に話を伺った。
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ご紹介する授業は、子どもたちに親しみがある「数」を使った活動です。みんなで数をカウントしたあとに、英語で足し算にトライします。
ALT:(黒板に「+」のカードを貼る)これは何かな?
生徒たち:Plus!
ALT:そう、プラスの記号だね。今日は英語で算数をやるよ。OK?
まずは、数字を出してみよう(「+」の前に「7」のカードを貼る)。これは?
生徒たち:Seven!
ALT:(「+」の後に「6」のカードを貼る)
生徒たち:(読み上げる)
7 + 6
Seven plus six!
ALT:equals……? サラ?
サラ:Thirteen!
ALT:13! Very good. よし、別のをやってみよう。(「9」のカードを貼る)
生徒たち:Nine!
ALT:OK!(「+」のあとに「10」のカードを貼る)
生徒たち:(読み上げる)
9 + 10
Nine plus ten !
ALT:equals……? ケイト?
ケイト:Nineteen.
ALT: OK! Very good! よし、もう1回ね。
(カードを貼る)8+6=? タカマサ?
タカマサ:(ちょっと考えて)Fourteen!
ALT: 14! OK!
口慣らしの意味も込めて、よくわかっている数字を使った活動でした。他教科で学んだことを外国語活動で扱うと、子どもたちはとても一生懸命に取り組みます。
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