【受験生の声をAI分析！】受験生の時に保護者からしてもらってうれしかった入試サポートOK3
受験勉強をがんばるお子さまの姿を見て、「なんとか力になってあげたい」と思うことも多いですよね。とはいえ、「勉強はかわってあげられないし、何をしてあげればいいの？」「逆にプレッシャーにならないかな？」などと、迷うこともあるかもしれません。
そこで、全国の大学生に、大学受験を振り返って「保護者にしてもらってうれしかったこと・助かったこと」を調査（※1）し、AIで分析。調査の結果、明らかになったうれしいサポートについて、前回の生活面のサポートに続き、今回は入試面でのサポートを3種類紹介します。
この記事のポイント
【OK①】入試手続きやスケジュール管理
＜受験生の声＞
入試スケジュールを親も把握し、提出書類の準備や会場の下見なども一緒にやってくれたため、試験以外の不安材料を消すことができた。（大阪大・N.I）
一緒に入試手続きをしてくれて、提出前に何度も不備がないかを確認してくれてありがたかった。（金沢大・T.N）
入試のスケジュールや出願書類の提出日などを把握して、一緒に手続きをやってくれた。（九州大・F.S）
出願に関する資料をそろえてくれたり、切手や封筒を準備したりしてくれた。（高知大・M.H）
親が受験予定の学校の日程を一覧にしてくれたため、どの学校の対策を先にやるべきか一目で確認できたことはとても助かりました。（中京大・S.N）
出願の手続きや必要書類の準備、入試スケジュールの管理は、思った以上に複雑で手間もストレスも大きいもの。保護者が事務的な部分をサポートすることで、安心して勉強に集中できたという声が多く寄せられました。
勉強は代わってあげられませんが、手続き面は保護者がサポートできる分野。勉強に専念できる環境を整えてあげられるといいですね。
【OK②】交通や宿泊の手配
＜受験生の声＞
県外の大学へ入試に行く時、ホテルや飛行機を予約してくれた。また一緒についてきてくれて、電車の乗り換えなども調べてくれてすごく心強かった。（広島大・A.T）
県外受験だったため、新幹線やホテルの手配をしてくれて、勉強だけに専念できる環境をつくってくれたことがありがたかった。（茨城県立医療大・S.M）
入試の際に泊まる大学近辺のホテルを、私が高校に行っている間に予約してくれていた。（佐賀大・N.K）
入試前日から一緒に京都に滞在してくれたこと。地方出身で電車に慣れていなかったため、一緒に行ってくれて不安要素が一つ減った。（京都大・N.T）
県外受験の時、一緒についてきてくれて心強かった。ホテルのチェックアウトなど、試験に関係ないことを考えずにすんだ。（奈良女子大・S.H）
遠方での受験は、交通手段や宿泊先の確保など、不安が多いもの。保護者が準備や手配をしてくれたことで、安心して試験に臨めたという声が多く寄せられました。
受験はただでさえ緊張するもの。慣れない土地であればなおさらです。移動や宿泊のサポートで、不安を安心に変える手助けをしてあげられるといいですね。
【OK③】大学・学部選びのサポート
＜受験生の声＞
様々な大学の選択肢を広げてくれた。（名古屋大・S.N）
私が気になっていた学部を知り、たくさんの大学を紹介してくれた。なかなか進路が決まらず、悩んでいた時にも、いつも相談に乗ってくれて、とてもありがたかった。（椙山女学園大・R.I）
大学の特色を踏まえて、自分に合いそうな大学の学部を紹介してくれた。自分の調べていなかった大学もあったので大変参考になった。（同志社大・S.M）
入試情報を自分1人で把握するのは心配だったので、親がしてくれてとても助かった。（東京都立大・T.A）
志望校は基本的にはお子さまが決めるもの。とはいえ、一緒に探したり、相談したりすることが大きな励みになったとの声も多くありました。視野が広がったり、保護者も伴走してくれていると実感できたりすることで、心強さを感じるのかもしれないですね。
まとめ & 実践 TIPS
入試準備は、勉強だけでなく、願書の準備や受験スケジュールの確認、宿泊の手配など、やらなければいけないことがもりだくさん。不慣れなことや細かな手続きも多く、お子さま一人では混乱してしまい、勉強どころではなくなってしまうかもしれません。
お子さまが安心して受験勉強に集中できるよう、事務手続きや手配は保護者がリードしてあげられるといいですね。
（出典）
※1
保護者とのエピソードに関する大学生アンケート
調査地域：全国
調査対象：進研ゼミを受講していた全国の大学生
調査期間：2023年10月
調査手法：WEBアンケートによるベネッセ調べ
有効回答数：119名
- 大学受験
