【Q&A】大学入学共通テスト英語対策 「リーディング」の難易度と対策のポイント

令和2年度までのセンター試験とは出題傾向が大きく変わった大学入学共通テストの英語。読解力中心に問われる「リーディング」ではどのような問題が出題されたのでしょうか?

この記事のポイント

大学入学共通テスト「リーディング」の難易度は?

令和3年度大学入学共通テスト英語のリーディングでは、全体の難易度は令和2年度までのセンター試験並といえます。

注意すべきポイントは3点です。
・全ての大問が読解型
・素材文語数が前年度から約1400語増えて約4200語に
・実際のコミュニケーションを想定した多様なジャンルから出題。図表などの資料が増加

さまざまな形式の英文を読み、情報を処理しつつ解く問題が出題されました。

出題内容の特徴と配点は?

大学入学共通テストの出題内容は、全て読解問題。文章のジャンルやトピックが多岐にわたり、チャット画面の読解やWEBサイトでの情報収集を想定した読解、ワークシートを完成させる設問など従来の長文読解とは異なる形式・内容での出題が目立ちました。

各大問の1問あたりの配点は、以下のようになっています。

【1問あたりの配点】

第1問 2点×5問
第2問 2点×10問
第3問 3点×5問(完答のみ点を与える問題あり)
第4問 2点×2問、3点×4問
第5問 3点×5問(完答のみ点を与える問題あり)
第6問 3点×8問(完答のみ点を与える問題あり)

リーディング対策のポイントは?

物語文・論説文の読解演習だけでなく、コミュニケーションを目的とした文章の読解も行う必要があります。

【対策のコツ1 「見慣れる」】

英語のWEBサイトやEメール、グラフなどに日常的に触れて「見慣れて」おくことが大切。日本の英語学習者向けに発行されている英字新聞(和訳や注釈付き)や子ども向けの英語情報サイトを活用してみてください。

英字新聞やWEBサイトを読んだら、英語でメモを作る練習をするのもおすすめです。英語でメモを取るのが難しい場合は、始めのうちは日本語でメモを作っても構いません。

【対策のコツ2 たくさん読む】

令和3年度のリーディングでは、80分間で約4200語もの文章を読み、解答しなければなりませんでした。問題を読むだけで息切れせずに済むよう、日頃から多めに英文を読んでいきましょう。

時間内に問題を解き切るには、速読力はどのくらい必要?

大学入学共通テスト英語のリーディングでは、80分間で約4200語を読んで問題を解きます。
時間の半分を単純に読むことに使うとすると、1分あたり約105語のペースで読まなければなりません。

自分の読む速さを知るには、ストップウォッチなどを使いながら1分間英文を読んでみて、何語読めるか数えてみよう。あらかじめ語数が分かっている文章があるなら、それを何分何秒で読めるか計り、「語数÷秒数×60」で求めてもよいでしょう。

読む英文は、高校の教科書の既習範囲の文章や自分のレベルにあった参考書・問題集、新聞の文章などで構いません。

もし100語未満なら、速く読む練習が必要になります。まずは「返り読み」をしない「スラッシュリーディング」を習得し、時間節約につなげよう。

時間配分の決め方は?

具体的な時間配分を決めるのは高3の秋以降でも構いません。秋までは基礎の復習や問題を解く練習を重ねましょう。その上で、時間配分を決める際は次のことに気をつけるとよいでしょう。

令和3年度の大学入学共通テスト英語のリーディングは、試験時間は80分・解答数47個でした。単純に割り算をすれば、1解答あたり平均1分半ほどの解答時間です。

自分に合った時間配分を決めるには、以下のポイントを押さえましょう。

・複数の設問をまとめて「5問で8分」などとする
・得意不得意に応じて「この5問は5分」「この10問は20分」などとする
・仮決めした時間配分で実際に問題を解き、自分のやり方に合わせて時間を微調整する

出典:
試験情報 令和3年度試験|大学入試センター
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r3.html

データネット2021|ベネッセコーポレーション/駿台予備学校
https://dn-sundai.benesse.ne.jp/dn/center/

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