子どもがなりたい職業 vs 親が子どもになってほしい職業 大きなギャップあり?! 小学生と高校生の違いにも注目!

「子どもがなりたい職業ランキング」「親がなってほしい職業ランキング」が発表されました。同じ子どもでも小学生と高校生とでは、希望する職業に大きな変化が!親世代の希望との食い違いも見逃せません。
今回は、それぞれの結果に見られるギャップや、子どもがキャリアを描くために親ができることなどの情報をお伝えします。

この記事のポイント

「なりたい職業ランキング/小学生編・高校生編」と「親がなってほしい職業」ランキング一挙公開!

<小学生のなりたい職業ランキング(女子)>

1位 芸能人
2位 漫画家・アニメーター・イラストレーター
3位 パティシエ
4位 ユーチューバー
5位 保育士・幼稚園の先生

<小学生のなりたい職業ランキング(男子)>

1位 ゲームクリエイター・プログラマー
2位 ユーチューバー
3位 サッカー選手
4位 野球選手
5位 研究者・科学者

<高校生がなりたい職業ランキング>

1位 看護師
2位 地方公務員
3位 プログラマー
4位 システムエンジニア
5位 保育士

<保護者が子どもになってほしい職業ランキング>

1位 医療・福祉系の職種
2位 国家・地方公務員の職種
3位 国際系の職種
4位 IT・Web系の職種
5位 オフィス系の職種

小学生のなりたい職業ランキング上位は「ユーチューバー」「パティシエ」「ゲームクリエイター・プログラマー」など、親世代が小さいころには人気ではなかった、あるいは存在すらしていなかった職業が目立つ結果に。令和の今を象徴するような職業ランキングだと言えます。一方、高校生のなりたい職業では、社会的に需要が高そうな職業ばかりがランクインしています。

「なりたい職業」は成長とともにより現実的になる?!

子どもがなりたい職業の上位を見てみると、小学生と高校生では大きなギャップがあることがわかります。

たとえば小学生のなりたい職業ランキングでは、「芸能人」や「漫画家」「スポーツ選手」といった、ほんのひと握りの人しか成功できない職業が多く、まだまだ夢みがちな印象。
それが高校生になると、実際に社会に出て働くイメージがある程度見えてくるのか、一気に現実的に。社会的に需要の高い職業、かつ専門的で安定感のある職業がランクインしています。

親子間で見られる「なってほしい」vs「なりたい」職業ギャップ

コロナの影響も? 親は安定した職業を期待する結果に

一方、親が子どもになってほしい職業ランキングを見てみると、こちらもかなり現実的な部分がうかがえます。コロナ禍が影響してか、1位・2位には、失業の心配が少なく専門的かつ安定的な職種がランクインする結果に。

3位の「国際系の職種」は、より経済が発展し、今よりもっとグローバル化が進むと予想される将来に、益々必要とされる職業です。日本にとどまらず、世界をまたにかけて活躍してほしいという期待の表れかもしれません。

4位の「IT・Web系の職種」は今後も一層需要が高まる職業であると予想されます。
「IT・Web系の職種」や5位の「オフィス系の職種」は、コロナ禍で急速に進む「働き方改革」で、リモートワークや在宅勤務を積極的に取り入れるなどの働き方に注目も。

不景気な世の中だからこそ、子どもに苦労してほしくないのが親心

親が選ぶ職業ランキング上位の職種は、どれも収入が安定していて、専門的で失業の心配が少なく、景気の影響を受けにくい職種だと言えるでしょう。不安定な世の中だからこそ、子どもに苦労してほしくないという親心が感じ取れます。

子どもが具体的なキャリアを描くために、保護者ができることは?

小学生の職業ランキングを見てみると、「好きなことや憧れ=なりたい職業」として考えるお子さまが多いのがわかります。好きなものに憧れる気持ちは成長するにつれてどうしても失われがちですので、この夢みる純粋さは、今だけのかけがえのないものではないでしょうか。

昔から「好きこそものの上手なれ」などと言いますが、小さいうちはとにかく興味をもったものや好きなことをとことんやらせてあげるとよいでしょう。そのうち、お子さまの「好き」が「得意」に変わっていくかもしれません。

その際、保護者は「まだあなたには無理じゃないか」「あなたにはこっちのほうが向いている」と、お子さまの可能性を狭めるようなことを言わず、大きな気持ちであたたかく見守ってあげたいですね。

高校生になると、自分の性格や得意なことが徐々にはっきりしてきます。お子さまのキャリアに関しては、なるべく本人の希望を優先しながら、保護者はサポートや応援をしてあげられるとよいですね。きちんと一人の人間として対話し、どのような想いをもっているのかを理解してあげることが大切です。それが、たとえおうちの方が希望するキャリアとは違うとしても、お子さまの可能性を信じて、時には背中を押してあげることも必要かもしれません。

まとめ & 実践 TIPS

「子どもがなりたい職業ランキング」と「親が子どもになってほしいランキング」のギャップはいかがでしたか? 小学生のランキングは夢があっていいなと思わされますし、また高校生のランキングが現実的なことに、ある意味で子どもたちの成長を感じます。

これからIT技術が益々進化し、コンピューターや機械、AIが、人間がしていた仕事にとって変わるような社会が予想されます。消えていく職業もあれば、新しく生まれる職業もたくさんあるでしょう。将来子どもたちが、今はまだ考えつかないような職業に就いている可能性も大いにあります。そうした未来に、お子さまの職業を理解し、笑顔で応援してあげられる関係でありたいですね。

出典
<小学生のなりたい職業ランキング>
調査名:「進研ゼミ小学講座」 ニューノーマル時代の小学生の意識調査ランキング2020
株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市、代表取締役社長:小林仁)「進研ゼミ小学講座」が、2020年の出来事や将来に関する小学生の意識調査を実施。
実施期間・方法:2020年11月20日~23日にアンケートを実施。
回答者・回答数:「進研ゼミ小学講座」の小学3~6年生の会員7661人(女子5170人・男子2491人)が回答。

<高校生がなりたい職業ランキング>
調査名:なりたい職業調査
調査形式:WEBアンケート
調査対象:高校生515名
2020年12月25日(金)~2020年12月27日(日)
※マナビジョンに掲載中の職業の中から選択
https://manabi.benesse.ne.jp/shokugaku/job/?utm_source=kj&utm_medium=banner&utm_campaign=manabi

<保護者が子どもになってほしい職業ランキング>
調査名:ベネッセ教育情報サイト お子さまの子育ておよび学習に関する調査
調査形式:インターネット調査
調査対象:全国 47 都道府県在住の2017年生まれ~小学6年生までのお子さまがいる保護者の方1300名
調査実施時期:2020年11月20日(金)~2020年11月24日(火)
ベネッセコーポレーション実施

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