模試で目標としていた成績が取れなかった…受験校を変更するなら、第2志望を選び直す【中学受験】

なかなか模試で思うような結果が出なかったり、勉強が十分に進んでいなかったりする場合、志望校の見直し、検討も必要になります。いつまでにどのような検討が必要か、森上教育研究所がお伝えします。

この記事のポイント

10月模試の結果をもとに第2志望校として安全校が選べているか見直す

模試などの結果が思わしくなく、志望校を見直すとすれば、10月の模試の結果が出る10月末が一つの区切りとなります。ただし、ここで見直すのは第1志望ではなく、第2志望です。第1志望は、いわば「憧れの学校」ですから最後まであきらめずに受けてもよいでしょう。その代わり第2志望については、確実に入学が期待できる安全校で、かつ「この学校なら行きたい」とお子さんが思える学校をしっかり選ぶことが重要です。

第1志望はそのままで第2志望を見直した場合、1月校や2月の後半に受ける入試、午後入試をどのように入れるかについても目配りをされるとよいと思います。たとえば、今後追い込みで尻上がりに調子が上がった場合には、第2志望よりも少し上の学校を受けられるように準備をしておくのもよいでしょう。

今年は後半の追い込みで巻き返しも可能

もともと6年生は直前の追い込み時期にぐっと伸びるものですが、今年はコロナ休校などの影響で前半の受験勉強が進まなかったかたがたくさんいらっしゃいます。そうしたかたは、直前期にぐっと学力が伸びることも期待できます。ぜひあきらめずに追い込み学習に取り組んでほしいと思います。

特に今年の冬は、コロナウイルスの感染拡大で学校が休校になる可能性もあります。休校にならない場合も、感染予防のためであれば休んでも欠席になりませんから、1月は学校を休まれるかたも多いと思います。その場合は、勉強時間がしっかり確保できますから、ぜひ直前の追い込み学習に活用しましょう。

最後は、個別指導などのお金のかかる対策も検討を

差がつく直前期にぜひおすすめしたいのは、家庭教師などの個別指導で手厚くお子さんの学習をサポートすることです。親御さんが指導できる場合はご家庭で対応できますが、そうでない場合は最後の1か月、2か月だけでも個別に見てもらえると追い込み学習の効果も上がります。

例年であれば、直前期はあまりよい家庭教師の先生は残っていませんが、学校を休めるのであれば昼間に指導をお願いすることもできますし、オンラインであればよい先生もいらっしゃいます。個別指導の場合お金はかかってしまいますが、1か月、2か月の限られた期間だけであればそれほど大きな金額になることはありません。ぜひ、最後ですからお子さんのために少しお金をかけることも検討してみてください。

まとめ & 実践 TIPS

10月の模試の結果が出る10月末のタイミングで第2志望校を見直し、確実に入学が期待できる安全校を選ぶことが重要です。その場合は、今後追い込みで調子が上がった際に受けられる少し上の学校なども検討しておきましょう。また、今年の冬は1月に学校を休みやすい環境もあり、直前の追い込み学習で学力の伸びも期待できます。最後には、家庭教師などの個別指導で少しお金をかけてでも、お子さんに手厚いサポートをすることもご検討ください。

プロフィール

森上展安

森上展安

森上教育研究所(昭和63年(1988年)に設立した民間の教育研究所)代表。中学受験の保護者向けに著名講師による講演会「わが子が伸びる親の『技』研究会」をほぼ毎週主催。

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