2021年度入試に向けた時事問題対策の始め方【中学受験】

中学入試では、社会と理科において時事問題が取り上げられることが増えています。2021年度入試に向けて、この時期からご家庭でどのような時事問題対策を行っておくべきか、森上教育研究所がお伝えします。

この記事のポイント

塾の時事問題集や小学生新聞で今年問われそうなトピックをチェック

中学入試では多くの学校で時事問題が出題されますが、近年特に、社会の歴史、地理、公民の知識を、時事問題を通して問うスタイルが増えてきています。もちろん塾の冬期講習でも時事問題対策のフォローはしますが、時事問題は普段からのご家庭での対策が最も効果を上げる分野と言えます。ぜひご家庭で積極的に対策を行ってあげてください。

対策の第一歩は、まず保護者が塾の時事問題集や小学生新聞をきちんと読み込むことです。今年はどのようなトピックが問題として取り上げられそうなのか、理科と社会の分野それぞれにしっかりチェックしましょう。特に、塾の時事問題集を読めば、ニュースがどのような問われ方をするのかも確認できると思います。そうして、今年取り上げられそうなトピックにいくつかあたりを付けておきます。

取り上げられそうなトピックがニュースで話題になったときに、子どもと会話を

お子さんと一緒にニュースを見ているときに、あたりを付けていたトピックに関連したニュースが出てきたら、お子さんにそのトピックを知っているか聞くとともに、それがどのような内容かを伝えて、そのトピックについてお子さんと話し合いましょう。そのときに、時事問題で問われやすい問いかけをしてあげると効果的です。

この時点では、トピックについての知識をお子さんに覚え込ませようとする必要はありません。ご家庭で保護者と会話したことで、そのニュースが記憶に残り、知識の下地づくりをしておくことができれば十分です。そうして会話によって下地づくりができていれば、お子さんが塾の時事問題集に取り組んだり、小学生新聞を読んだりしたときに、「このニュースは聞いたことがある!」と理解しやすくなります。

夏までのトピックが出題されることがほとんどだが、時には秋以降のトピックも

中学入試が作られるのは大体夏の時期ですから、出題されるのは夏までのトピックが多くなります。あたりを付ける際は、夏までのトピックを中心にするといいでしょう。しかし、秋以降のトピックが追加されることもありますので、夏までのトピックだけに限定せず、秋以降も大きく話題になるトピックがあればチェックしておきましょう。

あまり神経質になる必要はありませんが、時事問題がどういう問われ方をするかを確認しておけば、どのようなトピックが問われそうかわかるようになります。ぜひ普段から家族で積極的にニュースを話題にして、「なぜこういうことが起きているんだろうね」といったちょっと突っ込んだ話もするような習慣をつけておきましょう。

まとめ & 実践 TIPS

中学入試では近年特に、時事問題を通して社会の知識を問うスタイルが増えてきています。まずは保護者が塾の時事問題集や小学生新聞を読み込み、取り上げられそうなトピックのあたりを付けるとともに、問われ方を確認します。そのうえで、トピックに関連したニュースが出てきたら、お子さんとトピックについて話し合い、知識の下地づくりをしておきましょう。夏までのトピックが出題の中心ですが、秋以降も取り上げられることはあるので、普段から家族で積極的にニュースを話題にする習慣をつけておくことをおすすめします。

プロフィール

森上展安

森上展安

森上教育研究所(昭和63年(1988年)に設立した民間の教育研究所)代表。中学受験の保護者向けに著名講師による講演会「わが子が伸びる親の『技』研究会」をほぼ毎週主催。

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