受験生への接し方はどうするべき?大学受験を控えた高2生のために保護者ができること

大学受験が近づくにつれ、受験生との接し方に悩む保護者のかたは少なくありません。大学受験を控えたお子さんは少なからず不安を抱えています。お子さんが安心して本番に臨めるよう、保護者のかたは不安を解消できるようサポートに徹するのが理想的です。今回は、もうすぐ「受験生」となる現高2生のために、保護者ができることを考えてみましょう。

多くの先輩が現役合格を勝ち取っている「進研ゼミ高校講座」では、進路のプロが保護者のかたの不安にもこたえてくれる個別サポートが用意されていることも特長の一つです。安心して大学受験に臨める工夫が詰まった「進研ゼミ高校講座」で、憧れの大学での現役合格を目指しましょう!

受験生の不安を解消するために、保護者も情報収集を

受験生の保護者のかたは「ちゃんと勉強しているのかしら」「志望校の難易度に実力が見合っていないのでは?」と心配が尽きませんが、受験に臨むお子さんは少なからず不安や悩みを抱えています。そんなお子さんに「勉強しなさい」と口うるさく言ったり、「こんな成績では合格できない」などとネガティブな言葉を投げかけたりするのは、よけいなプレッシャーを与えることになりかねません。

お子さんの不安を少しでも解消するためには、お子さんの不安によりそい、正しい情報に基づいてアドバイスしてあげられるとよいでしょう。お子さんができるだけ安心して入試に臨めるように声をかけるためには、保護者のかたも受験の流れや仕組みについて情報収集をしておきたいものです。

「進研ゼミ高校講座」では、保護者向けの情報誌やウェブサイトなどで、大学受験にまつわる最新情報から受験生をフォローするためのアドバイスまで、幅広く情報をお届けしています。

最新の入試動向を踏まえる

特に大学入試が変わろうとしている今、受験にまつわる状況は年々変化していて、最新の動向を踏まえて対処する必要があります。

たとえば、今年度(2019年度)の高校3年生はセンター試験を受験する最後の学年です。そのため安全志向が高まり、国公立・私立を問わず難関大学の志望者数は減少傾向にあり、中堅大学の志望者数が増える傾向があります。この傾向が本番まで続けば、難関大学の倍率が下がる可能性もあるので、はじめから安全圏をねらうのではなく、目標を下げずに最後まで粘る姿勢が重要になります。

また、入学者数が定員を上回る状況に歯止めをかけようという国の方針から、ここ数年、私立大学は合格者数をしぼってきました。一方で、都市部の難関大学を中心に志望者数は増加していて、難関私立大学は厳しい競争が続いています。私立大学を併願先として考えている場合は、難易度・入試制度・受験日程などをより慎重に幅広く検討する必要があります。

近年の動向としてもう一つ注目したいポイントは、推薦・AO入試の拡大です。2018年度の推薦・AO入試による入学者数は私立大学で半数を超え、国立大学でも推薦・AO入試の募集人員が全体の2割近くにまで増加しています。推薦・AO入試は現高2生から名称や制度が変化しますが、高校3年生の1学期までの成績が調査書の対象になることは変わりません。定期テストで結果を残すことで、受験のチャンスを増やすことができると言えます。

「進研ゼミ高校講座」の特長の一つが、このような最新情報を保護者のかたにもお届けしていることです。さらに、「進研ゼミ高校講座」を受講すると、Webや電話でいつでも進路のプロに相談できる保護者向けの「個別進路アドバイス[保護者版]」も利用することができます。受験生との接し方に悩む保護者のかたにもぜひ活用してほしいサービスの一つです。

大学受験までの今後のスケジュールとサポート方法

受験生をサポートするためには、受験の全体的な流れと時期ごとに受験生がやるべきことを把握して、それに合わせて保護者のかたができることを考える必要があります。ここで、高2生が知っておきたい今後の受験までの流れと保護者のかたができるサポートを考えてみましょう。

■春(4月~6月ころ)
4月から部活を引退するまでのこの時期は、受験勉強が本格的になる夏に向けて、基礎固めをしておきたい時期です。現高2生はこの時期までに、入試の全体像をつかみ本番までの学習計画を大まかにでも立てておくことが重要です。私立大学では4月末から、国公立大学では5月上旬から、選抜方法や入試科目の発表が始まります。推薦入試の出願は早い形式ですと8月に始まるため、志望大を検討しながら、推薦・AO入試を受けるかどうか入試方式も検討しておきましょう。

家庭では、部活のがんばりを認めながら、「授業や定期テスト対策にしっかりと取り組むことで受験のチャンスを広げることができるよ」などと声をかけてあげてください。また、受験生が志望校をしぼりこむための相談に乗れるように、保護者のかたも受験の仕組みや本番までの流れ、模試や入試にかかる費用などを確認しておきましょう。

「進研ゼミ高校講座」では4月から年間を通して、入試の基礎力・実戦力を養成するプログラムで必要な時期に必要な教材が届きます。受験に向けてどんな勉強をすればよいのか迷っている人から難関大学をねらう人まで、レベル別に合格までを逆算したプログラムになっているので、入試に向けて着実に実力を伸ばすことができます。

さらに「進研ゼミ高校講座」を受講すると対策が必要な時期に合わせて届く、「推薦入試必勝BOOK」「超キソ小論文」「志望理由書対策BOOK」「面接準備バッチリBOOK」といった情報誌や教材・サービスで詳細がわかりにくい推薦対策をきめ細かくフォローしてくれるので、入試方式を検討する強い味方になってくれます。新しい入試制度では、学力テストや小論文を課す大学も増える見込みなので、合格した多くの先輩が利用している「小論文特講」(オプション教材)もぜひ活用してほしい教材です。

■初夏(7月~夏休み前)
7月に行われることが多い三者面談に向けて、お子さんの志望を聞き、保護者の意向を伝え、家庭で意見のすり合わせをしておくことが大切です。また部活の引退時期でもあるこの時期に、気持ちを部活から受験勉強へとすばやく切り替えられるかどうかが、夏以降の受験勉強のカギとなります。

保護者のかたは「部活との両立でがんばったことが、きっと役に立つよ」と、切り替えを後押しするような声かけをしてあげるのがおすすめです。

■夏休み
まとまった時間を勉強にあてられる夏休みのがんばりが、受験の合否を分けるとも言われます。この時期はまず、高校1年生・2年生の内容も含めて抜けモレがないように、総復習をお薦めします。このあと取り組むべき実戦的な演習のベースとなる基礎力を完成させましょう。

家庭では、お子さんが集中して勉強に取り組めるよう静かな環境を整えたり、好きな食べ物を献立に加えたりと、環境作りや心身の健康を気遣ってあげましょう。ときには静かに見守る態度も立派なサポートの一つです。

「進研ゼミ高校講座」のメイン教材である「大学受験チャレンジ」と「合格への100題」の8月号は、夏休みにやっておくべき共通テスト対策の基礎固めと志望大レベル別に厳選された良問で抜け漏れなく入試の基礎力を完成させるために役立ちます。過去問のない共通テストのオリジナル過去問も用意されているので、新傾向に合わせた力試しもできて、着実に実力が伸びていることを感じることができます。

■秋冬(9月~2月)
秋以降は志望大を見据えて入試本番に向けた実戦的な演習に取り組みたい時期です。共通テストと志望大学の傾向に合わせて応用問題や過去問の演習をくり返しましょう。夏以降はできるだけ模擬試験を受けて、実力を細かくチェックしておくのも大切なことです。思うように結果が出ずに悩んでしまう受験生も多い時期ですが、模試の結果などから「この単元を復習すると伸びると思うよ」「今は結果が出なくても、1か月がんばれば次はきっとよい結果が出るよ」などと励ましてあげましょう。

9月下旬~10月上旬の共通テストの出願を皮切りに、12月には私立大学一般入試の出願が始まります。入試本番が迫りラストスパートをかける時期です。体調を崩さないように、また落ち着いて本番に臨めるように、心と体の調子を整えてあげたいですね。

9月下旬~10月上旬 共通テスト出願
12月 私立大学一般入試出願
1月中旬 共通テスト本番
1月下旬~2月上旬 国公立大学二次試験出願
2月 私立大学一般入試本番
2月下旬 国公立大学二次試験 前期日程
3月上旬 公立大学二次試験 中期日程
3月中旬 国公立大学二次試験 後期日程

上記のように共通テストの出願以降は、受験日程の調整や出願手続きも忙しくなります。保護者のかたも、出願手続きや遠方での受験になる場合の移動や宿泊予約といった煩雑な作業を必要に応じて手助けしてあげましょう。

「進研ゼミ高校講座」ではこの時期、過去問や新入試の傾向の分析にもとづいた演習問題を大学のレベル別として、また共通テスト対策には専用教材を用意しています。9月~12月は入試の実践力を養成するプログラム、1月~3月は入試直前対策プログラムと、時期に合わせた教材が届くのも魅力の一つです。多くの先輩が現役合格を叶えている「進研ゼミ高校講座」は、入試直前のラストスパートも確実にサポートしてくれます。

「進研ゼミ高校講座」は保護者の不安や悩みにもおこたえします!

「進研ゼミ高校講座」は受験生の学習計画から、入試のための基礎力・実践力の養成、入試直前対策まで、効率よく受験勉強に取り組める工夫が詰まった教材で、受験生の現役合格を叶えてきました。

さらに心強いのは、いつでもスマホで質問できる「教科質問サービス」や進研ゼミを利用して合格した先輩に掲示板で相談できる「先輩ダイレクト」など、個別サポートが充実していることです。不安や悩みを抱えがちな受験生も相談できる相手がいることで、安心して受験勉強に取り組むことができますね。

さらに、電話やWebで進路のプロにいつでも相談できる「個別進路アドバイス」では受験生だけでなく、保護者のかたの不安や悩みにも丁寧に答えてくれます。通信教育でありながら個別サポートがここまで充実しているのは、「進研ゼミ」ならではのサービスです。

進路や受験勉強に不安のある人にこそ、「進研ゼミ高校講座」をおすすめします!

プロフィール



1969年以降、50年以上にわたり自宅学習用教材として多くの高校生に愛用されている通信教育。
高校別の授業・テスト対策教材や約200大学、9万問の入試分析から生まれた志望大レベル別プランが特徴。
着実に基礎力の積み上げができるテキスト教材、記述力を引き上げる赤ペン先生指導の添削課題、学校の予習復習や暗記の効率化に役立つアプリも魅力。

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