高校受験対策はいつから本気で始めるべき!?内申点とは?今さら聞けない高校受験の基礎知識

多くの中学生が人生で初めて挑む大きな試練が、「高校受験」ではないでしょうか。都道府県や公立、私立によってもその日程や入試の仕組みに違いがあるため、初めて受験をするお子さんや保護者のかたにはわかりにくいことも。後悔せずに高校に進学するためには、「受験は中学3年生になってから」と思わず、早めに高校受験の流れや仕組みを知っておくことが大切です。

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高校入試の日程は私立高校の入試が早く始まるのが一般的

高校受験では、私立高校の入試が公立高校の入試より先に実施されるのが一般的です。公立高校では都道府県によって入試が1回の場合と2回の場合があり、2回実施される場合は募集定員が1回目は少なく、2回目は多く配分されることが多いため、2回目がメインの入試と言えます。私立高校では一般入試と推薦入試(単願・併願)の3つの形式があります。

都道府県や自治体などによっても違いがありますが、おおよその時期は以下の通りです。

1月上旬~2月上旬 私立推薦入試
1月下旬~2月中旬 私立一般入試
2月上旬~中旬  公立入試 1回目
2月中旬~3月上旬 公立入試 2回目

入試に向けて10月~11月ごろに行われる三者面談で、どの高校を受験するのか話し合うことになります。三者面談では、進学先を確保するために志望校に加えて併願校も受験するようにすすめられることがほとんどです。公立高校が第一志望の受験生は、入試の時期が早い私立の併願校を受験するケースが多くなります。

ただし、私立と公立、単願推薦と併願推薦の組み合わせは、都道府県によって併願の仕組みや基準が異なるため、学校の先生など進路情報に詳しい人に相談しながら決めたほうが安心です。「進研ゼミ中学講座」では、保護者の方向けに進路個別相談ダイヤルを開設。進路専門のアドバイザーが志望校合格に向けナビゲートします。追加費受講で受けられるのは、安心しますね。

三者面談のあと、12月末ごろまでに併願校を含めて志望校を決め、受験する高校ごとに出願、入試、合格発表、入学手続きと進めるのが、高校受験のおおまかな流れになります。

高校受験で評価されるのは「内申点」と「入試の成績」

次に高校受験ではどんなことが評価のポイントとなるのか、入試形式と選抜方法について見てみましょう。

■公立高校の入試形式
ここでは、2回の入試が行われる都道府県の公立高校を例に紹介します。メインの入試となる2回目の入試は、一般入試、後期選抜などと呼ばれ、入学試験の結果と調査書の内申点など、主に学力によって選抜されます。入試科目は英語、国語、数学、理科、社会の5教科であることがほとんどです。また、入試の結果と調査書の比重は、都道府県や学校ごとに違いがあります。

募集定員の少ない1回目の入試は推薦入試、前期選抜、特色選抜などいろいろな名称で呼ばれますが、調査書に加えて、面接、作文・小論文、実技などの試験が行われ、その結果によって合否が判定されます。

■私立高校の入試形式
私立高校の一般入試は、公立高校の一般入試と同じく学力選抜です。入試科目は英語、国語、数学の3教科であることが多く、ほぼ入学試験の結果で合否が決まります。とくに難関校と言われる高校は、一般入試で教科書の内容だけでは対応できない難しい問題が出題されるので、それぞれの高校に合わせた対策が必要です。

私立の一般入試では、調査書は重視されない傾向があります。ですが推薦入試では調査書の内申点が基準の一つになるため、内申点を一定以上にしておくと受験のチャンスを広げることができます。

高校受験の受験勉強においては、内申点対策と入学試験対策が2つの大きな柱になることがわかりましたね。つまり、中学3年生になってからあわてて受験勉強や入学試験対策を始めるのではなく、中学1年生、2年生からでも内申点を意識したり、入学試験について調べたりと、始められることがたくさんあるのです。

「進研ゼミ中学講座」は10~15分の短時間で取り組める設計の教材で、日々の学習から実技を含めた9教科すべてで高得点をねらえる定期テスト対策まで、無理なく続けられることが最大の特長。さらに「中三受験講座」では、志望高校×レベル別×47都道府県別のカリキュラムで、志望校に合わせた入試対策に取り組めるのもうれしいポイントです。

内申点とは? 高校受験の受験勉強のポイント

入試の際に参考資料として使われるのが、生徒の中学校での成績や学校生活について中学校が記載した「調査書」や「内申書」と呼ばれる書類です。この調査書の内容のうち、主要5教科と実技4教科を合わせた9教科の成績を点数化したものが「内申点」です。内申点は学期末に渡される通知表の5段階で示される成績を使って計算されますが、内申点と当日点(学力テストの点数)との比率や、内申点として記載される学年の違いなど、都道府県によって算出方法に差があります。自治体が発表する入試の実施要項などを確認してみましょう。

中学校の成績は、定期テストの成績と授業態度、提出課題などによって評価されます。高校受験の内申点対策は、授業や宿題、提出物にしっかりと取り組み、定期テストで結果を残すことが、2つの大きなポイントになります。

授業や定期テストにしっかりと取り組むことは内申点につながるだけでなく、同時に受験に向けての基礎固めにもなります。中学1年生・2年生で学ぶ内容は中学3年生の基礎となる内容です。1年生、2年生のうちから授業に遅れることなく理解し、定期テストで結果を出すことができていれば、3年生になっても余裕を持って受験勉強のスタートを切ることができるのです。

また、模擬試験を受けて自分のレベルを把握することも大切です。最終的に志望校を決めるのは冬休み前後になりますが、その前に志望校をしぼりこみ、都道府県や高校ごとに異なる傾向をつかんで、過去問のようなより実践的な演習に取り組んでおきたいところです。

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プロフィール



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