高校入試 過去問は何年分解けばいい?

過去問演習は、入試問題の傾向をつかんだり、問題の形式に慣れたりすることができるので、受験対策として大変有効です。受験する都道府県の入試問題、併願する私立高校の過去問演習は必ずやっておきましょう。
過去問を解くときの5つのポイントについて解説します。

1.過去問は最低3年分、できれば5年分をやる

出題傾向をつかみ、問題の形式に慣れるためには、前年度の入試問題だけではなく、複数年度の過去問に取り組む必要があります。最低でも3年分、できれば過去5年分は解いておきましょう。

2.本番と同様に時間を計って取り組む

過去問に取り組む際は、必ず時間を計って取り組むようにしてください。開始時間や試験時間も、本番の時間割どおりに取り組む日もつくりましょう。少しでも本番慣れし、試験当日のリズムをつくれるように、時間の感覚を体に覚え込ませることが大切です。

3.間違えた問題は必ず解き直しを

間違えた問題は解答解説を読んで、問題を解くためのポイントはなんだったのかを確認することが大切。そして次に解く際にはそのポイントを意識して解くことができたか、確認しましょう。過去問を解くことで、今どういう問題が解けて、どういう問題を苦手としているのか、自分の課題を知ることができます。課題をクリアしていくことで、実力をアップしていきましょう。

4.できれば3回、同じ年度の過去問を解く

時間内に目標点が取れるようになるまでやることが理想です。同じ年度の過去問を、日をおいて、できれば3回は解いてください。毎回の点数もメモしておき、1回目よりは2回目、2回目よりは3回目と点数がアップしていくことをめざしましょう。
復習や解き直しにていねいに取り組めば、30分から1時間くらいはかかります。
解答する時間と自己採点、これに復習や解き直しも含めると、1教科で1.5時間から2時間程度は必要です。余裕をもって、過去問演習は早めに始めておくことが大切です。

5.出題傾向を確認する

過去問を数年分解いていくと、問題の形式に慣れたり、出題の傾向がつかめるようになりますが、次の入試でどんな問題が出るかは、過去の傾向からある程度予測もできます。
進研ゼミ<高校入試情報サイト>では、過去3か年の5教科の出題傾向とポイントを公開していますので、参考にしてみてください。毎年必ず出る問題は、得点源にするためにも、しっかり対策をしておきましょう。

進研ゼミ<高校入試情報サイト>
http://www.zemi.jp/k05
都道府県ごとの出題傾向は、以下の手順で確認できます。
都道府県を選択 >公立高校入試傾向と対策(平成30年度)

(執筆:「進研ゼミ」高校受験総合情報センター)

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