【高1保護者向け】進路指導に関する素朴なギモンを解決!

保護者が高校生だった頃と比べると、入試制度だけでなく、高校の進路指導にも変化が見られます。高1のお子さまを持つかたにとって、「あれ? これってどういうことだろう?」と戸惑うこともあるかもしれません。この記事では、進路指導に関する素朴なギモンを、Q&A形式で紹介します。ぜひ、参考にしてください。

質問:
高校から配られた進路指導用の資料に「進路講演会」の予定がありました。これは、どんなものですか?

回答:
高校が、進路選択に役立つ情報を紹介する講演会です。高校生本人を対象にしたものや、保護者を対象にしたもの、高校生本人と保護者両方が参加できるものがあります。最近は、外部から講師を招いて実施することが多くなってきました。
内容は、「入試の専門家が、大学受験について解説する」「大学関係者が、大学入学後の学びや生活について紹介する」「社会人が、自らのキャリアについての話をする」といったものが一般的。また、卒業生が受験体験などを語るケースもあります。

質問:
担任の先生との面談がありますが、高1の模試では、まだ志望大の判定は出ていないようです。模試の判定が出るのはいつからですか?

回答:

進研模試の場合、高2の7月の模試から志望大を記入し、その判定を出します。8月ごろに模試の結果が返却されるので、夏休みの志望大研究やオープンキャンパス参加のきっかけにしたいところです。その次の高2・11月の模試では、それまで3教科(英数国)だった試験科目が、理科・社会を含む5教科型になり、より詳しいデータに基づいた結果が出るようになります。
高2・7月の模試から志望大を書くということは、高1のうちから少しずつ、大学に関する情報を調べておく必要があるでしょう。

質問:
「受験生ゼロ学期」という言葉を聞いたことがあります。これはどういう意味ですか?

回答:

高2の3学期のことを指します。
これまでは、高3の4月から受験に対する意識の切り替えを指導するのが一般的でしたが、実際には急に切り替えられない高校生もいました。そこで、高2の3学期を「受験生ゼロ学期」と位置づけて、徐々に受験生モードにシフトさせるような指導を行う高校が増えています。勉強面でも、センター試験本番をちょうど1年後に控えたこの時期から、受験を意識した学習を指導する高校が出てきます。保護者のかたも、この時期あたりから、受験に対する意識を強めたほうがよいでしょう。

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