実録! 浪人生のナマの声。なう。[大学受験]
そうであろうな、ということを予想できてはいても、実際そうなってみると意外に思えることも多いというのはよく聞く話で、ムスメの場合は、「きっと勉強ばっかりする1年になるとは思っていたが、1日中勉強する羽目になるとは予想外。」とのことです。ぼんやりと「浪人としての1年間」は想像できても、こう毎日勉強ばかりでは息が詰まる、みたいなことでしょうかね。なんだか深い言葉のような気がします。
初めのうちは、「せっかくの浪人生活なのだから、浪人生にしかできないことを経験したい。」とか言っていましたが、浪人生にしかできないこと、それは、日々の勉強三昧。いや、それはそうだけど、そういうことじゃなくて……というムスメの声が聞こえてきますが、浪人生活も折り返し地点に来てしまった今、とりあえず勉強するしかないわけで。たぶん、「同じ目的を持った仲間たちと語り合い、自分の目標を再確認する。」みたいなことを期待していたんだと思うんですけどね、現実は実に厳しいです。
さて、話は変わりますが、当連載にて以前公開された「びっくり面談、なう。」でも書きましたが、予備校の三者面談に行ってまいりました。ムスメの話では、それほど三者面談に申し込んでいる人はいなかったように思う、とのことでしたが、私は行ってよかったと思いました。
話した内容は今年度の受験に関することにつきるのですが、より現実的で的確なアドバイスに母ムスメともども感心……。やはり餅は餅屋、受験のことは受験のプロに相談するのが正解であるということを再確認しました。
帰ってから、「やっぱりプロに話を聞くのはいい経験だよね、浪人してよかったな、と思えることじゃない?」と話を振ったら、ムスメが「実録・浪人生のナマの声」を聞かせてくれて、これがまためっぽう面白かった。特に「浪人しても男子は男子的な発言を欠かさない。」というのは、さもありなんと思うと同時に、励まされたし癒されました。
こういう小さな思い出が、あとからじわじわと浪人時代の宝になるのかも。
「浪人してよかったじゃん!」とムスメに言ったら、そういうことじゃない、と返されましたが。そりゃそうだよね……。