合格判定模試、第一志望はE判定。落ち込む保護者に対し、高校生の娘は飄々(ひょうひょう)
高校2年生の娘を持つマンガ家のおぐらなおみ氏がリアルに語る、合格判定模試の悲喜こもごも。目標が決まり、初めての模試の結果はいかに!?
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いよいよ第一志望が決まり、目標に向かって猪突(ちょとつ)猛進のムスメの姿をお伝えできるかと思っていたら……。
その直後に合格判定模試があり、まあ、目標が決まったからと言って、急によい判定が出るモノではないということは、そりゃ重々承知ではございますが、それにしたってなんだかなあ、この成績……という印象です。
第二志望はC判定、第一志望がE判定。
うーん、やはり何度見返しても、もうちょっと上を目指してほしいところだよね、と親は少々しょんぼり風味なのですが、ムスメは意外に飄々としています。
現在運動会の準備で猛烈に忙しく、毎日ヘトヘト風味なムスメですが、去年の今頃も運動会の準備で相当忙しかった。毎日疲労困憊(こんぱい)であった。しかしそれを乗り越えたら、勉強に対するモチベーションが上がり、がんばることができたから。そんなことをつぶやいておりましたので、ここは温かく見守っていいかなと思ってます。
運動会が終わればムスメの夏も終わります。高2の夏……受験はまだ先の話で現実味は薄く、毎日学校に行けば気の合う仲間がいて、大笑いしながら(時には泣くことも……)過ごせていたのは、傍(はた)から見ていても「ああ、これは人生の大きな思い出になるのだろうなあ。」と思えるものでした。この経験がうまいこと受験に生きるといいのですが、いかがでしょうか?
まあ、とりあえず機転をきかせて親を笑わせ、E判定のことはあいまいにさせるという生きる知恵(おもしろモード)は身に付いたようですけど。