他の食材に隠す。野菜とわからないようにすりつぶしたり、みじん切りにして、味に慣れさせました。

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

お肉は大好きなのですが、野菜は苦手で食べない事が多く、栄養面的にとても心配でした。9歳の姪もやはり野菜を食べず、その食事内容はいつもお肉、マッシュポテト、デザートでそれを見てきたのでそうしたくはないという気持ちが強かったです。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

とにかく初めは野菜とわからないように、料理の中に隠す事にしました。ミートボールの中に擦ったニンジンや玉葱、みじん切りのほうれん草やセロリを入れたり、カレーの中の玉葱はとろけるまで煮たりニンジンは擦ったり、ほうれん草はみじん切りにしたり・・・ととにかく見えなくして味に慣れていってもらおうとしました。その後はドライカレーなどに、ニンジン、玉葱、ほうれん草、セロリ、トマトをみじん切りにしたものと、ひき肉を足して混ぜ込んで味を染み込ませたり、シチューにキャベツを入れて柔らかく煮たりして、原形があっても食べられるように努力しました。まだ、そのものを自分でかじって食べるという事はしませんが、徐々に野菜の大きさを大きくしていくつもりです。親と同じ物を食卓に出し、一緒に食卓を囲み、親がおいしそうに食べる姿を見せて、美味しいのだと思わせようとしました。これで成功したのはサラダだけでした。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

現在も野菜は苦手ですが、家で作る、みじん切り野菜が半分以上を占めているドライカレー、カレーライス、シチュー、ミートボールスパゲティ、ハンバーグなどは喜んで食べてくれます。少しずつでも野菜に慣れていってくれればと思い、毎食必ず野菜の料理を出すようにしています。また、親と同じ食事を一緒に食べる事によって、いろいろと新しい食べ物にチャレンジしてくれるようになったのでうれしく思います。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

野菜を混ぜ込んである家のご飯は食べてくれても、外では野菜を食べてくれないかもしれません。毎日みじん切りやすり野菜にするのは面倒かもしれませんが、子どもの栄養を考えて、また将来はきっと食べられるようになるだろうと思って一緒に頑張っていきましょう。