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偏食・好き嫌い

小食な子、こんなふうに働きかけました

席を立ったら、お皿を片付けてしまうのも、一つ。これだけ食べたと思うようにすれば、気が楽になります。

Y.Oさん Mちゃん (体験談当時の年齢:3歳5ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

「ご飯だよ」と言うとちゃんと自分の席に座るのに、いざ食べはじめると、ほとんど食べてくれません。少し口をつけたとしても、白いご飯や大好きなものだけを少し食べる程度でした。お腹がすいているはずなのに・・・と思い、いろいろ考えたのですが全然よくならず、栄養が不足するのではないかと思うようになりました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

まず、子どもの大好きなキャラクターの食器にしてみたり、おかずの色も豊富にし、外でいっぱい遊ばせてお腹をすかせたり、おやつの量を減らしたりしました。底に好きなキャラクターの絵柄が描いてある新しい食器になって、前よりは少し食べる量や物が変わりました。「これを全部食べると何か見えてくるよ」って言うと「見たい」と思うのか、全部食べてくれる日もありました。でも、この方法もすぐに効果がなくなって、元に戻ってしまいました・・・。どんな方法もダメなので、少しでもいいから食べてくれればいいや、と思うようになりました。今まで食事のたびにガミガミ言っていましたが、この子はこれだけ食べたらお腹いっぱいになるんだと思い、席を立ったらそれ以上あげないようにして、パッとお皿を片付けるようにしました。これを何回かくり返すと、子どもが不思議そうに私を見るのです。「今まであんなに口うるさかったのに、どうしたんだろう?」という感じで・・・。すると、少しずつですが、食べる量が増えたのです。いつまでもダラダラとあげるのではなく、様子をみながら子どもに合わせなければいけないのだと実感しました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

保育園に行くからちゃんと食べて、自分で食べて、と毎日言っていましたが、いざ保育園に行きはじめると、午前中は体をいっぱい動かしてお腹もすいているし、周りの子どもがみんな自分で食べているのを見て、自分で食べようと思うようになるみたいです。今では「今日は○○ちゃんと食べた」とか「給食を全部食べた」とか言って、家では食べない物も頑張って食べているようです。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

無理に食べさせても子どもは嫌がるだけです。「今日もこれだけしか食べなかった」と思うのではなく、「今日はこれだけ食べた」と思うようにすれば、気持ちが少し楽になります。よその子と比べても仕方がないので、「うちはうち」と思うように心がけています。でも、ちょっと気になりますけどね。

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