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偏食・好き嫌い

フォローアップミルクばかりの子、こんなふうに働きかけました

自分で食べられる食事の工夫と、ミルクは食べ物でなく飲み物と、言葉で諭しました。

A.Nさん Rちゃん (体験談当時の年齢:1歳6ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

うちの子は、もともとが食欲のない子どもだったので、食事の代わりにミルクを飲んでくれればいいという考えでした。それで、ミルクからフォローアップミルクに代えたのですが、いつまでもミルクばかりを飲みたがり、2歳近いという年齢のこともあって、深刻に悩むようになりました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

たまたま公園で仲のよいママ友だちに、悩みを打ち明けてみたら、「年齢のこともあるから、少しずつ『ミルクは主食』という考え方から、『飲み物』という考え方に変えてみたら?」と言われました。それで、少しずつ食事に対する私自身の考え方を変えていくようにしました。娘はおとなしい子で、食べ物はもちろん飲みものまでも、私が口元に運ばないとダメな子でした。そこでまず目先を変えようということで、自分の手で食べる楽しみを味わわせるという作戦をとってみたのです。ごはんをのりに少しずつのせて巻いたり、お団子のようにくるくるまとめて串に刺し、好きな歌に合わせて食べさせてみたりと、娘が自分で食べられるように工夫しました。そして、少しでも食べたら褒めちぎるようにしました。またおなかを減らすために外で積極的に遊ばせるなど、いろいろ工夫し、試みました。そのかいがあったのか、今では、食事量も増えました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

食べる量が増えただけでなく、娘自身も「ミルクは飲み物」という考え方に変わってきました。子どもの気持ちを大切にして、無理やりおしつけるのではなく、言葉でさとしていったのが、効を奏しているように思います。こんなに小さくても一人前の気持ちをもっているのだなぁと、思いました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

どんなに小さくても子どもにも気持ちはあります。だから、大人もちゃんと言葉で話していくことがとても大切だと思います。親の気持ちは、必ず伝わります。だって、おなかの中でへその緒というきずなでずーっと結ばれていたのですもの。辛抱強く、言葉で説明していきましょう。

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