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偏食・好き嫌い

野菜嫌いな子、こんなふうに工夫しました

「嫌いなものを食べられるように」から「○がダメなら△で」と意識転換。親子ともに気持ちがほぐれ、経過も良好です。

S.Yさん Yちゃん (体験談当時の年齢:3歳0ヵ月頃〜4歳6ヵ月頃 女 第1子 岩手県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

よく食べる子でしたが、とにかく頑固で嫌いなものは絶対に口に入れませんでした。特に野菜は苦手。なだめたりすかしたり、いろいろな手を使いましたが、疲れてきてあきらめたこともありました。風邪をひきやすいのも、ビタミンが足りないからではないかと心配でした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

ビタミン剤や野菜ジュース(果汁入り)も試しましたが、やはり自然のものがいいと思いました。今は年齢が小さいので聞き分けがないのだと開き直り、嫌いなものも体のために必要、ということを理解して食べさせることに固執することをやめ、とにかくハンバーグやカレー、肉団子などお気に入りのメニューに細かく刻んで入れて、食べさせました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

無理に食べさせようと努力しなくなってから、親自身にも余裕ができて、食卓が楽しくなりました。週に2〜3回は本人が知らないうちとはいえ、好きなメニューで、しかも野菜をたっぷり食べているのだからいいのだと、自分の子育てにOKを出すようになってから、子どもも食事の時間を構えなくなったようです。自然に気持ちがほぐれて「たまには嫌いなものも口に入れてみようかな」と言うようになってきました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

年齢とともに、子どもも頭で理解して、食べることの必要性がわかってくるもの。それまでは、食卓を楽しくすることを心がけた方が、「嫌い」に拍車をかけないで良いと思います。変に親が意固地になったり、いちいち説教したりするとかえって逆効果だと思います。時間が解決する部分もあるのだから、どうしても食べさせたければ好きなメニューに混ぜて食べさせればいいと思います。嫌いなものを撲滅することに固執しないで、「ピーマンを一生食べなくても死なない」と開き直ることも必要かもしれませんよ。

野菜嫌いな子、こんなふうに工夫しました

小食な子、こんなふうに働きかけました

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