偏食・好き嫌い
肉を食べない子、こんなふうに工夫しました
薄切り肉を焼いて煎餅のように。煮物でだめなら、焼き物揚げ物。食感を変えると食べてくれました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
娘は食べ物の好き嫌いが多く、特に肉はどんなにやわらかく煮ても口に入れようとしませんでした。お好み焼きなどにわからないように入れるとまだ食べるのですが、ちょっとでも形になっていると、「ベエー」と吐き出していました。「栄養不足になるのでは」と心配しましたし、子どもの食事の準備もつい神経質になってしまって・・・。食べさせるときもつい娘の嫌いな物ばかり口に入れさせようとしたので、食事が楽しくなくなってしまったのか、食も細くなってしまいました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
食事の時間帯が本当に子どもに合っているのか考え直しました。いつも食事を用意する時間より少し早めに食べ物を欲しがっていたので、昼食・夕食ともに時間を少し早めにしてみたのです。好きな魚や豆などが中心のメニューにし、苦手な肉やおかずは少し横におくようにして、楽しい食事を心がけました。私も、無理に食べさせようとはしないで、「おいしいね」と言いながらパクパク食べてみせました。初めは好きな物だけ食べていた娘も、嫌いな物を指でつまみ、口に入れるようになりました。口に入れたことを褒めてあげると、何度か口に入れるようになり、時々は、吐き出さず飲み込めるようになりました。調理法を考えてみました。肉は煮込んでもハンバーグにしてもだめだったので、薄切肉にかたくり粉をつけてフライパンで焼き、パリパリのせんべいのようにしました。以前、やわらかく煮ても食べられなかった野菜を、生のまま細かく切ってだしたら、よく食べたことがあったので、歯ごたえがある方が好きなのでは? と考えたのです。天ぷらやかき揚げも試しました。多めに作って翌日の昼にはカレールーを加えてまた使うなど、私もがんばりすぎないようにしました。すると、娘は、私がうれしくなるほどよく食べてくれたのです。今までなんでもやわらかく煮ていたので、違う食感が新鮮だったのでしょう。さらに、肉の味に慣れたのか、ハンバーグまで食べられるようになりました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
以前の私は、あれもこれも食べさせようとして、食事を楽しくないものにしてしまっていました。今では、おみそ汁に肉じゃがを入れて食べるなど、すごい食べ方をしている娘を見ても何も言わず、好きなように食べさせています。そのせいか、娘が食べられる物も少しずつ増え、先日、買い物カゴに自分で大好きなバナナと一緒ににんじんを入れた姿をみたときはジーンときました。今は、納豆にチャレンジ中です。無理をせずゆっくりと一緒にがんばりたいと思います。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
「いつかは食べられるようになる」とか「1日や2日食べなくても大丈夫よ」とか言われても、かわいい子どものために悩んだり疲れたりするのは当たり前だと思います。栄養面だけだったら他の物でカバーできるかもしれませんが、親としてはいろいろな食材で味覚の幅を広げてあげたいと思い、工夫を凝らしている方も多いでしょう。「いつかはきっと」と思い、がんばり過ぎないように子どもと一緒にお話しながら楽しい食卓にしていきましょう。- 野菜嫌いな子
- 肉を食べない子
- 牛乳嫌いな子
- 魚嫌いな子
- ごはん・パン・麺などしか食べない子
- ジュースばかりの子
- おやつを欲しがってばかりの子
- 小食な子
- フォローアップミルクばかりの子
- 好き嫌いの出てきた子
野菜嫌いな子、こんなふうに工夫しました
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- 好きなメニューに苦手野菜をプラスする方法で、急な偏食に対抗中。
- 親が何でもおいしく食べることと、手作りメニューの温かさを大切にしていました。
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- 子どもが好きな野菜名が出てくる歌を口ずさみながら、「ほら、人参さんだよ」な...
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- 苦手意識をもたせないよう無理強いは避け、時期とタイミングを計って食べさせて...
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- 切り方、ゆで方を変えて、子どもの好む食感にすると食べてくれました。
牛乳嫌いな子、こんなふうに工夫しました
- いちご味やコーヒー味と混ぜて、のどが渇いた時に与えると、少しずつ飲めるよう...
- ココア味にして、氷を入れて冷やしてみました。牛乳臭さがとれてゴクゴク飲んで...
- フルーツやジャム、ヨーグルトと組み合わせて。「イチゴヨーグルトジュース」と...
- ホットケーキやコーンスープに牛乳を。牛乳だけがカルシュウム源ではないとの発...
- 周囲の大人がみんなして「おいしいなあ」と飲んでいたら、自分から欲しがるよう...
- 「まあいいか」と一旦はあきらめて、しばらく月日を置いてから勧めると、飲んで...
- 少量ずつ飲ませて、少しでも飲んだら褒めちぎるおだて作戦で。栄養面は他の乳製...
- 牛乳寒天やヨーグルトで味や匂いに慣れさせ、のどが渇いた時に牛乳にチャレンジ...
- 飲んでくれる「タイミング」もあるもの。諦めず頑張って。
- 保育園のおやつで牛乳が出る事を聞き、飲めるように練習しました。
小食な子、こんなふうに働きかけました
- 親子で一緒に食事を作るとうれしそうに食べました。また、お友だちと食べること...
- 食事に興味を持たせるために、遊び感覚での食事作りをしたり、一緒に買い物に行...
- 1回に食べる量が少なく、何回も食べる子。一緒に料理を手伝わせたりして、1回...
- 子どもに、自分の体にいいから食べるという意識を育てながら、新鮮でバランスの...
- 家では何でも食べるのに、お弁当が食べられませんでした。メニューを工夫しなが...
- 席を立ったら、お皿を片付けてしまうのも、一つ。これだけ食べたと思うようにす...
- 食器をキャラクターの物にし、食事時は、テレビを消して、食事に集中できる環境...
- 幼稚園に入って、お友達と一緒に食べることが楽しく、雰囲気につられて食べるよ...
- 親子で一緒に楽しく料理を作ることで、食事に興味を持ち、よく食べるようになり...
- 一口でも多く食べたら、家族みんなで褒めてあげるようにすると効果あり。
- そのうち食べるようになると信じ、おかずの素材の内容を説明しながら、少量の食...
- 公園での遊び時間を多くしたことは効果大。見た目を楽しくする盛り付けの工夫や...
- 牛乳の量を減らしてお茶に替え、一緒に話をしながら、楽しい食事タイムになるよ...
- 栄養価の高い物を食べさせるようにしましたが、食べようという意欲が出るのを待...
- 食事前に、外遊びで身体を動かしてお腹を空かせるように。お子様プレートも、効...
- 食べないときはお腹がすいていないと思い、次の食事に工夫。無理強いせず見守る。
- 元気だからいいと割り切って気にしないようにしたら、食事が楽しくなり食べるよ...
- お弁当箱に詰めたり、お子様ランチ風にしたり、見栄えよく。おやつは菓子パンな...
- 食事作りのお手伝いをさせたら、自分が作ったのだと言って、嬉しそうに食べるよ...
- 割り切って考え方を変えてみました。