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偏食・好き嫌い

野菜嫌いな子、こんなふうに工夫しました

腹話術作戦で楽しい食卓を演出したら、苦手な野菜も口にしてくれるようになりました。

A.Kさん Tくん (体験談当時の年齢:3歳5ヵ月頃〜5歳6ヵ月頃 男 第3子 埼玉県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

全体的に小食な子で、野菜だけを特に嫌っているわけではありませんでしたが、食べにくいせいか野菜を食べる量は少なかったです。あまり無理にすすめて本人に野菜に対する苦手意識を持たせたくなかったので、少しずつでも何かのきっかけで食べるようになってくれればいいと考えていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

しまじろうの人形を使って、「おいしいよ。ぼくはトマトが大好きだよ。君も食べてね」などと、声色をいつもと変えて言ってひと口でも食べるようにしたり、野菜にしゃべらせて、「君のお腹の中に入りたいよう。入れてよう」と言って笑わせたりしました。楽しい雰囲気で「食べてあげよう」と思わせるようにしたら、少しずつ食べられるようになってきました。お腹をすかせてたくさん食べられるように、おやつを少なくする工夫もしました。もっと食べたがるときも、お菓子を入れてある入れ物をバタバタさせて、ちょっと怖い声で「きょうのおやつは、これで終わりだ。わがまま言うやつは食べちゃうぞ」などと、声色を使って言って「お菓子さんが怒ってるから今日はこれで終わりにしようか」と納得させたりしました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

子どもながらに野菜がしゃべっていないのはわかっているけれども、ごっこ遊び感覚でだんだん「そんなにぼくのお腹に入りたいなら入れてあげるよ」などと言いながら食べるようになってきて、6歳近くなった今では、食べるのは遅いですが何でも食べるようになりました。楽しく食べられるように仕向けたのが良かったのかなと思っています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

大事なのは、子どもに自分は「これが嫌い」という意識を持たせないことだと思います。家族がおいしそうに食べていれば、だんだん食べるようになるものです。無理やり食べさせて苦手意識を持たせない方が良いと思います。

野菜嫌いな子、こんなふうに工夫しました

小食な子、こんなふうに働きかけました

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