カテゴリ

偏食・好き嫌い

牛乳嫌いな子、こんなふうに工夫しました

牛乳寒天やヨーグルトで味や匂いに慣れさせ、のどが渇いた時に牛乳にチャレンジ。飲めるようになりました。

S.Yさん Mちゃん (体験談当時の年齢:1歳0ヵ月頃〜1歳7ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

おっぱいをよく飲み、離乳食もよく食べる子だったのですが、11ヵ月の時に卒乳してから、牛乳に切り替えようとしても一切飲もうとしませんでした。水分はスープか麦茶しか飲まず、「どうしてうちの子だけ牛乳を飲めないの?」と、健康面も考えると心配になりました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

とにかく興味を持たせようと思い、子どもの好きなキャラクターのついているコップなどを使ってみました。「ほら、○○さん(キャラクターの名前)だよ。おいしいよー」となだめすかし、そのコップで先に私が飲んでみせたり、ストローを使わせてみたりもしました。結果は、全然だめ。一度は口をつけるものの、すぐ「ミルク(牛乳)!」とわかるらしく、何度試しても結局むだでした。新たに材料を考えて、ゼラチンで牛乳寒天(ゼリー)を作ってみました。また、ヨーグルトは大好物だったので、できるだけ牛乳の匂いに近いヨーグルトを食べさせるようにしました。すると、牛乳寒天は、おもしろいくらいよく食べてくれたのです。また、ヨーグルトは、最初はやはり匂いが気になるようで「ウェッ」と吐き出していましたが、私が食べて見せると、そのうち見よう見まねで食べるようになりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

ちゃんと牛乳を飲むようになったのは1歳7ヵ月の頃です。おやつと一緒の時とか、お風呂上がりにのどが乾いている時は、よく牛乳を飲んでくれます。食事のことで他に悩みがなかったので余計に、牛乳を飲めないことに対して悩んでいましたが、今ではほっとしています。でも、カルシウムが取れる食品は牛乳だけではないし、「もっと気長に考えればよかったなぁ」と思っています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

初めての子育ては不安がいっぱいだし、つい周りと比べてしまいがちですよね。でも、人の数だけ考え方があるように、子どもも一人一人違うと思います。私もクヨクヨ悩んでいましたが、義姉から「大丈夫。適当にやってたって子どもは育つんだから」とはげまされて、目の前がぱあっと晴れました。私もまだまだ初心者。一緒にがんばりましょう! 先は長いのだし、気楽に楽しく子育てしましょう。

野菜嫌いな子、こんなふうに工夫しました

小食な子、こんなふうに働きかけました

体験談内検索