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偏食・好き嫌い

野菜嫌いな子、こんなふうに工夫しました

ミートソースやカレー、醤油マヨネーズといった子どもが好きで味の濃い調理法で、野菜嫌いを克服。

T.Sさん Mちゃん (体験談当時の年齢:3歳0ヵ月頃〜4歳0ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

子どもの好きな野菜って少ないんですよね。食べないことがわかっていると、食卓にだすのも億劫になり、子どもが食べられる野菜だけを食べられる調理方法でだしていました。しかし、幼稚園の給食が食べられず、先生から注意を受けてしまいました。私はもともと料理が好きだったので、「いろいろ工夫をしてみるぞ!」と決心したのが娘が3歳の夏です。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

娘はミートソースが好きだったので、娘が食べない野菜を細かく刻んでミートソースに入れてみました。作り方は、たまねぎ、にんじん、なす、ピーマン、えのきだけをいれて、トマトの缶詰とひき肉と一緒に煮込みます。その時、娘の好きな豚骨スープの元で少し味つけをしました。最後に、食べやすくなるように、小麦粉を加えてとろみをつけました。この調理方法は大成功でした。これ以外には「ひき肉カレー」がグッドです。たまねぎ、にんじん以外にもいろいろな野菜を入れました。どんな野菜をいれてもOKです。作り方は、ジャガイモなどボソボソするものは省き、野菜は全部みじん切りにして、ひき肉と一緒に炒めます。次に、少な目の水で煮込んで、カレールーで味付けします。カレーは味が濃いので、何の野菜をいれたかわかりづらく、食べやすいようです。ピーマンは、いきなり食べさせるのは難しいかな、と思い、みじん切りで混ぜる場合にも、ピーマンの代わりにパプリカを使いました。独特のピーマンくささはないし、味も少し甘めなので、子どもの口になじませるのにはよいと思います。また、醤油とマヨネーズを混ぜたものを少し食べさせてみると、とても気に入ったので、普段食べられなかったアスパラやブロッコリーに、たっぷりつけて食べさせてみました。はじめは醤油マヨネーズメインで口に運んでいたけれど、気がつくと、それらの野菜が食べられるようになっていました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

食べられない野菜を「食べられない」で片付けてしまわないで、いろんな調理方法に挑戦して、食べさせてみたらいいと思います。今は「みじん切り」という、その野菜の味があまりわからないような調理方法で食べさせているけれど、「その野菜を食べたことがある」という自信があれば、いつの日か、その野菜が大きくても食べられるようになると信じています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

子どもの味覚も年齢とともに少しずつ変わっていくようです。「友達の家で食べたらおいしかった」など、何かきっかけになるようなことを子どもが言ったら、色々チャレンジしてみてください。「食べられないから・・・」と諦めたり、無理やり食べさせたりするのではなく、「おいしいね!」の笑顔とともに食べられる方法を、親子ともども探すことが大切だと実感しています。

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