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偏食・好き嫌い

小食な子、こんなふうに働きかけました

食事に興味を持たせるために、遊び感覚での食事作りをしたり、一緒に買い物に行くなどしました。

K.Kさん Rくん (体験談当時の年齢:5歳0ヵ月頃〜6歳6ヵ月頃 男 第2子 愛知県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

小食で、子ども茶わんに半分でも残してしまうくらいでした。どちらかというと、食事自体に興味がない様子で、少し口にすると「ごちそうさま」でした。体は健康ですし、保育園でもよく動いているとのことでしたが、体力がもつのかと心配でした。カレーやシチューが好きなので、そのときばかりはよく食べるのですが、それでも子ども茶わんにすれば軽く一杯分でした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

まずは食事に興味を持たせようと、一緒に畑で収穫したきゅうりを包丁で切ってみたり、ハンバーグをこねて形を作ってみたりしました。遊び感覚で「食事を作る」ことをさせて、自分で作ったらおいしい、楽しいと思わせるようにしました。また、買い物に行き「今日は何にしようか?」と食べたいものを決めて、材料を考えさせてみたりもしました。彩りも形もお子様ランチ風にきれいに飾りつけたりと、あらゆることを子どもと一緒にしてみました。そのうち、自分から進んで手伝いたがるようになりました。大人でも食べたくない気分のときもあるので、無理強いはしないようにしました。どうしてもアレコレ食べさせようと躍起になりがちですが、食べなくたって大丈夫、お腹がすけば食べるから・・・と気楽に構えるようにしていました。親がムキになってしまうと、子どもは察して余計に「食べなくちゃいけない」とプレッシャーに感じ、食べられないようです。食が進まないときには、おやつにパンやサンドイッチなどを食べさせ、「おやつで食べたから、ご飯は少しでもいいよ」と親子ともども納得しています。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今も他の子から見れば小食ですが、病気もせず元気に走り回っているので、気にしないようにしています。また、食べる量が少ないときにはカレーやグラタンなど好みのメニューにして、食べる量が増えるようにしています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

お腹がすけば、必ず食べます。たまには「食べなくていいよ」くらいの気持ちを持っていれば、そのうちに食べるようになります。おにぎりを持って行って公園で食べたり、お友だちを呼んで一緒に食べたり、ちょっとした気分転換も取り入れながら、一緒に楽しんでみてはどうでしょうか?

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