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偏食・好き嫌い

野菜嫌いな子、こんなふうに工夫しました

苦手意識をもたせないよう無理強いは避け、時期とタイミングを計って食べさせています。

N.Yさん Rくん (体験談当時の年齢:3歳0ヵ月頃〜5歳0ヵ月頃 男 第1子 東京都)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

生野菜が苦手でした。あまり強くすすめると、野菜そのものに苦手意識が生まれるようで、調理したものも避けがちになってしまいました。食事の量もあまり増えていかなかったので、食欲が落ちるようなこともできず、困っていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

苦手意識を持ちそうだったので、生野菜をすすめるのを一切やめました。料理から生野菜を取り除くのも、とりあえずとがめないことにしました。しばらく期間をおいて、4歳の夏、夕方「お腹がすいた」と言う子に、冷たいきゅうりの野菜スティックを渡したら、「おいしい、おいしい」と食べてくれました。おいしく食べられるタイミングを選び、苦手なんだという気持ちを持たせないことに時間をかけました。「僕は、生野菜食べられないんだよね」なんて話をしたとき、「あら、そうなの?たくさんじゃないけど、ちゃんと食べてるよ」とやんわり否定しました。「できてるよ」と言われたことが、少しうれしかったようです。「また、食べてみようかな」という気持を持つきっかけにもなったと思います。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

まだ、「野菜サラダに手が伸びる」というほどではありませんが、進んで食べなくてもおいしさを知っていればいいと思います。野菜が挟まったハンバーガーも、おいしく食べています。夏の野菜スティックは、リクエストしてくれます。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

人の味覚は変わるもの。私も大人になってから、おいしさを知ったものがたくさんあります。子どもにも親にも、苦手だという認識がなければ、チャンスはたくさんあると思います。内容よりも、「食事は楽しい」と覚えてもらうことが大切だと、自分のハードルを低くしています。

野菜嫌いな子、こんなふうに工夫しました

小食な子、こんなふうに働きかけました

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