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偏食・好き嫌い

小食な子、こんなふうに働きかけました

親子で一緒に楽しく料理を作ることで、食事に興味を持ち、よく食べるようになりました。

M.Yさん Yくん (体験談当時の年齢:3歳0ヵ月頃〜6歳3ヵ月頃 男 第1子 高知県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

とにかく小食でした。赤ちゃんのころからそうだったので、本当に小柄でスマート。どうしたら食べるのかずっと悩んでいました。まわりに大柄な子が多かったし、幼稚園に入ってからは特に同じぐらいの子と比べてしまって心配しました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

車好きだったので車の型抜きを使ったり、コロッケやから揚げなど好きな物を作ってみたりしました。ただ同じメニューが続くと好きな物でもあまり食べないし、車の型抜きもすぐ飽きて効果なし。4歳ごろに家でパン焼き器を使い始めたとき、興味を持ったので、一緒にやってみたのです。そうしたらよく食べてびっくりしました。その後も好きなレーズンやハムを入れてみたり、親子で工夫して作り続けています。他にシューマイやギョーザ、うどん、サンドイッチ、おにぎりなどいろいろな物に挑戦して楽しく作っています。急にものすごく食べるようにはならないので、どうしても食べられないときには、あまり無理強いしないように心がけています。食べて欲しい物の優先順位を決めたり、私と競争したり、これを食べたら一緒にトランプしようかなどと楽しみを作るのもいいようです。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今は、シューマイ、ギョーザなどを作っています。先日うどんを作ったとき、お店で買っていた物を自分で作れたのがうれしい、と大喜びでした。毎食は無理なので時間のあるときだけですが、食事全般に興味を持ってきたように思います。それまでは本当に遊ぶのに夢中で興味なしでしたから。こちらも一緒にやってみると会話も増えて本当によかったです。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

とにかく、楽しく作って楽しく食べるのが大事だと思います。台所は汚れるし、時間もかかるので怒りたくなるときもありますが、あとで一緒にゆっくり片付ければいい、ぐらいの気持ちでやるようにしています。私の場合、それまでは食事のたびに「ああ、また食べない」という気持ちが顔に出ていたのでしょうから。小学生になって活発になると、食べる量もだんだん増えてくるので心配しすぎないで下さいね。

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