カテゴリ

卒乳への道のり

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

「もうおしまい」と、ある日おっぱいをやめました。ほしがりそうなときは乳首にテープ。子どももがんばりました。

N.Yさん Mくん (体験談当時の年齢:1歳8ヵ月頃 男 第1子 埼玉県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

1歳ごろにはおっぱいをやめたいと思っていたのですが、寝るときには、必ずおっぱいをほしがり、さわってまでくるので、やめられずにいました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

だらだらと「おっぱいはもうすぐなくなっちゃうんだよ」「おっぱいはバイバイっていなくなっちゃうんだよ」と言い続けていました。それを聞いていたのか、ある日、私が「もうおしまいだよ」と言って、あげるのをやめたら、一晩泣いただけであっさり終わりました。といっても、おっぱいを忘れてしまったわけではなく、2日目からはがまんしているようでした。おっぱいをやめても、昼寝のときにほしがるといけないので、気分転換の意味で、何回かは車で寝かしつけました。また、ほしがりそうな時間には乳首にテープをはりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今はまったくほしがりません。おっぱいをやめたら体力的に楽になりました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

友人からは、1歳過ぎたら卒乳まで1週間覚悟と言われ、簡単にはやめられないかと思ったのですが、意外とあっさり終わりました。親が思っている以上に、子どもがこっちの言うことを理解したり、がまんしたり、がんばれるということを見せてくれました。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

体験談内検索