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卒乳への道のり

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

ショウガを塗ってあっさり成功。長期戦になっても焦らずにタイミングを待っていたことが功を奏しました。

M.Mさん Kちゃん (体験談当時の年齢:1歳10ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

何度か卒乳しようとしましたが、大泣きされるとご近所迷惑になると思い、あきらめていました。おっぱいに絵を描いたこともあるのですが、娘はおもしろがっているだけ。ワサビもぬってみましたが、いやがって泣きながらもほしがるので、かわいそうになってやめてしまいました。
ひたすら抱っこして寝かせようとしても大泣きされると、泣かれるよりおっぱいをあげたほうがラクだったのでつい・・・。だんだん私の中でも、「自然に離れるまでほうっておこうかな」という気持ちが強くなっていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

そんな時、主人が「しょうがをぬってみたら」と言い出したのです。“ダメでもともと”という気持ちで試してみました。娘に見せるといつものように口をつけましたが、「パイ、すっぱい!」といって二度と口をつけようとしませんでした。夜中に起きた時が心配でしたが、しょうがのにおいが残っていたのでしょうか。一応乳首を探しましたが、あきらめてそのまま寝ました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

卒乳がうまくいって、今では娘も私もぐっすり眠ることができて本当にうれしいです。私たちが割と簡単に成功したのは、ちょうどタイミングがよかったからだと思います。
その時期がきていなければ、同じ方法でもダメだったかもしれませんね。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

マイペースでいこうと思っても、周りの子がどんどん卒乳していくと、つい焦ってしまうもの。“気張らず、前向きな心”で、いつか必ずくる卒乳の日を待っていけるといいですね。長期戦になっても、その子なりのタイミングがあると思ってがんばって!

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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