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卒乳への道のり

私が卒乳を考えたタイミングきっかけ、教えます

哺乳瓶でミルクを飲みながらでないと寝られない状況が続き、卒乳を考えました。

H.Mさん Yくん (体験談当時の年齢:0歳10ヵ月頃〜1歳5ヵ月頃 男 第1子 富山県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

息子は哺乳瓶で飲むミルクが大好きで、離乳食を沢山食べてからも哺乳瓶のミルクを欠かすことはなく、おやつもミルクと決まっていました。また、寝るときも哺乳瓶でミルクを飲みながらじゃないと寝られないという状況だったのです。歯も生えてて虫歯も気になるし、そろそろ卒乳をと考えました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

離乳食後は歯みがきすればいいかという気持ちで、とりあえず夜のミルクはやめようと試みました。ですが、哺乳瓶がないと寝られない様子。欲しい欲しいと泣きわめき、結局根負けするという日が続きました。それなら、と哺乳瓶ではなくストローで飲む練習をしてみました。それまでは、上手に飲めなかったからかストローを嫌がり、怒ってしまっていたのですが、効果があると聞いたストロー付きの幼児飲料で試したところ、あっさりと成功。夜にはストローマグでミルクを飲ませてから歯磨きをして、哺乳瓶のかわりにおしゃぶりをくわえさせて抱っこしながら寝ました。お腹がいっぱいになったから寝たのかもしれませんが、それからはその方法で大丈夫でした。あとは離乳食の後のミルクです。夜はストローマグでも大丈夫なのに、日中は哺乳瓶じゃないとダメな様子。ストローがダメならコップで、と思い今度はコップの練習をしました。これはそう簡単にいかなかったけど、何回何十回と練習しているうちに上手になって、コップで自分で飲むというのが嬉しくて仕方なかったのか、哺乳瓶ではなく、自分からコップじゃないとダメという風になりました。あっさりととはいかなかったけど、ある程度大きくなると哺乳瓶は卒業するんだと思っていたのが良かったのかもしれません。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

コップで飲めるようになってからすぐに哺乳瓶は捨ててしまいました。捨ててしまったと分かったら哺乳瓶の存在は忘れてしまったようです。1歳6ヵ月健診までには何としても哺乳瓶を卒業しなければ!と思ってましたが、あんまり思いつめずにしたのが良かったと思ってます。子どももある程度大きくなれば自分で卒業するっていう気持ちになっていきます。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

周りの方から色々言われたりすると思いますが、子どもには個人差もあるし、ずっと大きくなってからも哺乳瓶が離せない子なんていないのだから、大きな気持ちでいずれ卒業すると思っていたほうがいいと思います。子どもさんを信じてあげて!

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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