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卒乳への道のり

卒乳か断乳か、私はこう考えました

きっぱりとやめる日を決めましたよ!!

T.Sさん Kくん (体験談当時の年齢:1歳0ヵ月頃〜1歳2ヵ月頃 男 第1子 東京都)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

1歳を過ぎた頃からそろそろ哺乳瓶をやめさせようと思いました。保健所の保健師さんから「虫歯の原因にもなりますのでなるべくもう卒業させてくださいね」とアドバイスをうけて、私も試みてはいたのですが、他のものは飲んでくれませんでした。栄養面でもまだまだミルクが必要だったので、哺乳瓶をやめさせられない状態がしばらく続いてしまいました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

やめる日を何月何日と決めてカレンダーにチェックして、息子に毎日ミルクを飲む時、この日になったら哺乳瓶とはバイバイだよ〜って言い聞かせていました。だいたいやめる1ヵ月位前から実行していました。その日がきたらどんなに泣いても「絶対あげない」という、ママの意志を固く持つことも重要でした。どうしてもミルクを飲ませたいのに飲んでくれない時は、ストローやコップでも口に少しでも含ませて、こうやって口に入れるものだよということを繰り返し伝えていきました。2週間もするといつのまにか自分で手を取ってストローで飲んでくれるようになりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

1歳9ヵ月の今はコップやストローで飲めるようになってくれて本当にありがたいなって思います。親も甘くなってついつい与えてしまいがちですが、あの時は厳しくして良かったなと思います。まだコップでもこぼしますが、毎日練習しています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

本当にやめさせたいと思ったら、きっぱりと哺乳瓶を隠してください。そうすることで親も子ももうこれに頼っていてはダメなんだな〜と自覚できると思います。その一方で、振り返ってみると、それほどあせらなくてもよかったのかな、と思うこともあるのですが・・・。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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