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卒乳への道のり

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

離乳食を増やし授乳回数を少なくしながら、今のうちにいっぱい飲んでねと思っているうちに自然と卒乳できました。

E.Kさん Yちゃん (体験談当時の年齢:1歳3ヵ月頃〜1歳5ヵ月頃 女 第2子 大分県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

そろそろ母乳をやめようかと考えていたころで、本を読んだり、ほかの人の体験談でいろいろと勉強していました。でも、これからずーっと母乳を飲んでいくわけでもなく、順調に離乳食も進んでいるので、そのうちにやめていけるかなあと思っていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

徐々に離乳食の量を増やしていき、母乳を飲ませる回数・時間を少なくしていきました。そして、できる限り子どもの顔を見ながら「おいしいね。おいしいね。いっぱい飲んでね」と言ったり、心の中でつぶやいたりしていました。すると、日に日に自分から母乳を飲まなくなり、自然と飲むのをやめることができました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

しっかりと離乳食も食べるようになり、おっぱいを見せても寄って来なくなりました。おかげで親の方は、おっぱいがパンパンに張って、つらくて大変でした。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

卒乳は、本当に、その子その子で違うので、焦らない方が母子ともにいい結果が出るような気がします。長い目で見れば、ずーっとこのままではなく、子どもは日々成長しているので、そのうち子どもの方から、いらないとサインを示してくれると思います。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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