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卒乳への道のり

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

おっぱいのことを忘れるようにいっぱい遊んで気分転換させ、入浴も水着で。パパの協力も得てゴール。

M.Yさん Gくん (体験談当時の年齢:1歳2ヵ月頃 男 第2子 東京都)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

歯の本数が増えてきたので、母乳による虫歯が気になっていました。また飲ませるときに、おっぱいをかまれてしまうこともしばしば。飲む回数も多かったので、その分、食事はあまり進まず、私自身が心身ともに疲れを感じていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

既に卒乳したママたちに方法を聞いてからスタート。日中は外遊びを十分させると気分転換になり、おっぱいのことを忘れることができました。公園でおにぎりランチを済ませると、帰りのベビーカーでお昼寝突入。夕方も活動量を増やして、寝る前にはゆっくりとお風呂に。寝る前と夜中はひたすら気分転換に誘うと、卒乳ゴールになりました。お風呂に入るときに、おっぱいを目にしてほしがる場合があると聞いたので、水着を着て入ったり、パパの帰宅が早い日は入れてもらうようにしました。日中はおっぱいの出しにくい服装で、授乳用ではないしっかりとした下着を身につけておくことも成功へのポイントだと思います。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

日中はわりとスムーズにいきましたが、息子は夜中に大泣きしておっぱいをねだりました。泣き声にめげそうになりましたが、ひたすら遊びに誘ったり、ベランダに出てみたりして、気分転換しました。それでも限界を感じたら、パパにバトンタッチすると効果的。おっぱいが出ないパパにあやされることで、あきらめも早いようでした。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

ゴールまでの期間には個人差があるようですが、必ずゴールにたどり着くことがわかりました。あきらめずに、パパにも協力してもらい、二人三脚で乗り越えると心強いと思います。“虫歯予防のため”など、目的をもって臨むと、ゴールが近づくと思います。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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