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卒乳への道のり

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

ばんそうこうを乳首にはり「おっぱいがなくなっちゃった!」で卒乳。でも長く飲ませられてよかったです。

M.Hさん Aくん (体験談当時の年齢:1歳9ヵ月頃〜1歳10ヵ月頃 男 第1子 大分県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

ほしがるまでおっぱいをあげたい…という気持ちでしたし、子どもはおっぱいが大好きだったので、たぶん卒乳には時間がかかるだろうな、と思っていました。そのころは、もう1歳9ヵ月。まわりのお友だちはほとんど卒乳していて、「うちはまだまだ」と言いつつ、少し焦りも感じていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

ある日、ちょっとおどかしてみようと思い、ばんそうこうを乳首にはって、「ママのおっぱいがなくなっちゃった!」と言ってみました。大泣きすると思っていたのに、子どもは意外にも「ふーん」。その後、ときどきおっぱいを見ては、「ない」と言いましたが、卒乳を期待し、心を鬼にして1日そのままに。そして、その日は初めておっぱいなしで寝て、ついにそのまま卒乳。でも、何だか私の方が寂しくなってしまいました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

子どもはもうおっぱいに全然見向きもしなくなりました。卒乳直後は、私は寂しい気持ちでしたが、まわりのお友だちに比べたら、たくさんおっぱいをあげられたと思います。また次の子どもができたら、いっぱいおっぱいをあげたいです。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

まわりのお友だちが卒乳していると、やっぱり焦ってしまいますよね。でも、子どもがおっぱいを飲むのって、すごくかわいくて幸せな気持ちになりませんか? 私もまわりから「まだ?」とよく言われましたが、長く飲ませることができてよかったと思っています。のんびりとした気持ちで、焦らず卒乳してほしいです。おかしいことではないんだから。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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