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卒乳への道のり

私が卒乳を考えたタイミングきっかけ、教えます

私が人間ドックを受けるときをきっかけに、きっぱり卒乳しました。

H.Nさん Aちゃん (体験談当時の年齢:0歳11ヵ月頃〜0歳11ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

「1歳をすぎると、卒乳しにくくなる」とママ友達から聞いていたので、それまでにはと考えていました。そんな時、ちょうど私が人間ドックを受けることになり、バリウムや下剤などの薬を飲まなければならなかったため、これを機にと思い立ち、その日から卒乳しました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

昼間の授乳はかなり減っていたため、スムーズにいけたのですが、やはり寝る前と夜中が困りました。それで主人に協力してもらい、寝るまでは私がかくれていて姿をみせず、夜、起きたときには最初は、大好きなジュースをあげたりしていました。そのうち、お茶でもよくなり、ちょうど季節が秋へと向かっていたこともあってか夜起きることもなくなり、順調に卒乳ができました。卒乳ができたことでそれまであまり進んでいなかった離乳食も急に進み一石二鳥でした。卒乳したあと、子どもよりも私のほうがおっぱいがはってしまって、大変でした。適度に絞らないと、乳腺炎になってしまうかもしれないということで、お風呂に入ったときに、がんばって絞っていました。しかし、絞りすぎるといつまでもでると聞き、どれぐらいが適度なのか最初はわかりませんでした。そのためか、かなり長い期間おっぱいがはってしんどかったです。でも、子どものほうはスムーズにフォローアップミルクを哺乳瓶でのんでくれたし、ご飯も食べてくれたので助かりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

うちの子はほんとうにあっさりとわたしのおっぱいにさよならしたので(それまでは完全母乳だったのに)、なんだか私の方が寂しい気持ちになりました。その後はおっぱいを飲むまねはしても、もう吸いつきにはきません。子どもの成長ぶりには本当にびっくりさせられます。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

卒乳は難しいと考えている方(特にずっと母乳で哺乳瓶嫌いの子を持つ方)はたくさんいらっしゃると思いますが、「案ずるより産むがやすし」で、考えているより実行したほうが、そして一度決めたらそのまま続けることが大事だと思います。最初は泣き叫ばれたりして、母親としてはつらかったですが、そこは子どもの成長のための我慢のしどころだと思って、がんばってほしいと思います。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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