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卒乳への道のり

卒乳か断乳か、私はこう考えました

卒乳も断乳も結局は母と子の信頼関係からだと思います。

N.Nさん Wちゃん (体験談当時の年齢:2歳2ヵ月頃 女 第1子 群馬県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

母子手帳も断乳から卒乳に変わったとはいえ、1歳を過ぎると保健師さんからも「そろそろ・・・」と言われていました。私としては娘が自分からやめるのを待つつもりでいたので、そういう言葉も気にしてはいなかったのですが、さすがに2歳を過ぎてしまうと、私自身もまわりの目が気になり始め、どうしようかと悩む日々でした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

卒乳にこだわっていたので、まずは昼間の回数を減らしてみる事にしました。しかし娘も何かを感じたのか、それまで以上に欲しがるようになったりもしました。もうほとんど出ないおっぱいをそれほどまで欲しがるのは、娘の中でまだ心の準備が出来ていないのだろうと思い、ただやめさせようとするのではなく、今まで以上に母と子の関係を深めていこうと思いました。2歳2ヵ月頃、私が病気で遠い病院まで検査に通う事になってしまい、やむを得ず断乳を決意しました。初日は一日中公園で過ごし、おもいきり遊ばせたので昼も夜も疲れて眠る感じでした。夜中は2時間おきにぐずり、だっこで寝かせる為、私の睡眠時間は無いに等しかったのですが、娘もガマンしているのだからと耐えました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

2歳4ヵ月の今は食欲も増し、朝までぐっすり眠るようになりました。思っていたよりもずい分早く1週間程で完了した為、今となってはあっけなかったな・・・とちょっぴり淋しくもありますが、<こどもちゃれんじぽけっと>で妹のはなちゃんが登場したのを見て「おっぱいは赤ちゃんが飲むんだよね」と言われた時はビックリしたのと同時に成長のはやさを感じました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

卒乳も断乳も結局は母と子の信頼関係からだと思いました。まわりからの声はやはり気になりますが、それよりも大切なのは子どもとのスキンシップや、おっぱいに代わる安心感を与えてあげる事ではないでしょうか。泣かれて辛い日が続くと思います。でもお子さんも泣きながら耐えているんです。どうか見守ってあげて下さい。その後はきっともっと深い関係になれると思いますよ。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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