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卒乳への道のり

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

昼間いっぱい遊んで疲れさせる事に専念。夕食をたくさん食べさせ、自然に寝入るまで待ちました。

A.Mさん Sくん (体験談当時の年齢:2歳2ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

とにかくおっぱい大好きな息子。夜はおっぱいを口に含んでいないと眠らない。熟睡した様子に安心して口からおっぱいを外した途端に大泣き!また再びおっぱいを口に含んでウトウト・・・。放すと泣く、の繰り返しでした。歯科検診での虫歯の危険性の指摘もあり、私自身が疲れ果て、でもおっぱいナシでどうやって寝かしつけたらいいのかもわからずにダラダラと続けていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

卒乳を考えた日、昼間はいつもよりも多めに遊ばせました。昼寝は元々あまりしないほうだったので、極力体を動かして疲れさせることに専念しました。夕食も好きな物を食べさせ、できるだけ沢山口にさせました。寝かしつける事はせず、自然に寝るまで待ちました。その日はやはり夜泣いたので、「おっぱい、いい?」というと意外にも「いらない!!」と言ってお茶を飲んですんなり寝てしまいました。そうすることも、最初の晩は2回、翌日からは一度で済みました。うまく眠れない時は抱っこをしましたが、あっけなく眠ってしまい、こちらの方が肩透かしを食らってしまうようでした。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

眠くなったら自分の方から「ねんねする」と言ってベットに手を引いていくようになりました。電気を消して一緒に歌を歌ったり、ほっぺにキスしたりぎゅっと抱っこしたり、そうしているうちにすうっと眠ってしまうようになりました。おっぱいが「入眠儀式」だったものが、別の方法に代わった、という感じでしょうか。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

私の場合いざ卒乳を決心したら、あっけないくらいすんなり成功してしまいましたが、ちょうどその親子親子にぴったりの「卒乳時期」があるんだと思います。私の方が「おっぱいナシでどうやってねかせたら・・・」と考えていましたが、卒乳初日からあっけないくらいにうまくいきました。言葉が通じるようになっていたせいもあるのかもしれません。私も「燃え尽きるほどおっぱいを吸わせた」という思いがあるので、全く寂しい感じはありません。授乳から解放された夜の時間で趣味をもてるようになりました。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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