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卒乳への道のり

卒乳(1歳までに卒業)

泣いたらふかしいもやおにぎり。段階的に授乳回数を減らしたら、食べものに興味が移行しました。

S.Mさん Mちゃん (体験談当時の年齢:0歳11ヵ月頃 女 第1子 岐阜県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

ずっと母乳だったのですが、11ヵ月のときにふたり目の妊娠がわかり、医師から「卒乳」をすすめられました。しかし、ミルクの味を受けつけない子で、どうしたらいいか迷いました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

いろんなメーカーのミルクを与えたのですが、どうしても受けつけてくれなかったので、離乳食で栄養を補おうと思い、泣いたときはふかしいもやおにぎりを食べさせるようにして、母乳の存在を忘れさせるようにしました。初めの1週間は寝かしつけの母乳をやめ、次の1週間は昼間1回だけあげるってことにしていたら、母乳より、食べ物の方に興味が移行したようで、すんなりやめることができました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

お乳を見ても平然としているので、安心しました。母乳をやめる前は、私自身も母乳に頼っていたところがあり、離乳食の栄養面も適当なところがあったのですが、母乳をやめることで、子どもがよく食べるようになり、私もきちんと作らなきゃと思うようになりました。結果としてやめてよかったなと思いました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

母乳をあげていれば大丈夫との思いから、ある意味、母乳に頼っていたのは私であって、子どもではなかったような気がします。離乳食の栄養を考える機会となったこともよかったですよ。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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