カテゴリ

卒乳への道のり

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

虫歯が心配で卒乳を決意。わさびを塗ったおっぱいで卒業したものの、まだあげたかったという心残りも。

Y.Yさん Yくん (体験談当時の年齢:1歳6ヵ月頃〜2歳6ヵ月頃 男 第2子 北海道)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

1歳6ヵ月健診のときに、「虫歯の原因になるので、そろそろ母乳はやめてくださいね」と言われました。歯みがきもなかなかさせてくれなかったので心配になりました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

どうやっておっぱいをやめさせるか悩んだ末、わさびを塗って「おっぱいは辛い」と思わせることに。しかし、わが子は、飲む前におっぱいをじっくり見て、塗ってないのを確かめてから飲むという行動に。それで卒乳をあきらめました。その1年後、私が病気になり、飲み薬が母乳に影響するかも、とのことで再び卒乳を決意。またわさびを試したら、今度はあっさりと1日で成功。翌日から「おっぱい辛いね」と言って飲まなくなりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今でもたま〜におっぱいが恋しいのか、さわってはきますが、「おっぱい辛いもんね〜」と言って飲もうとはしません。私がおっぱいを見せて、「飲む?」と聞いたら必死で逃げて行くわが子を見て、寂しいような複雑な気持ちです。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

あんなに悩んだ卒乳も、いざやめてしまうと、意外とあっさりだったな〜と思います。それよりも、その後の私の寂しさの方が大きかったような…。許されるなら、子どもが「もういらない」と言うまであげたかったかな? 卒乳を考えているかたも、焦らずにがんばってくださいね。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

体験談内検索