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卒乳への道のり

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

運動量が増えたら食べる量を増やして卒乳へ。手遊びや抱っこなど、別のスキンシップが増えました。

A.Iさん Yちゃん (体験談当時の年齢:1歳0ヵ月頃〜1歳1ヵ月頃 女 第2子 東京都)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

母乳も少ししか飲まず、食事の量も少なめでした。歩くようになり運動量も増えてきたころ、食事の量を増やすチャンスと思い、おっぱいの卒業を考えました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

手でつかんで食べられるものを多くして、まずは昼食後の母乳をあげないようにしました。食べると眠くなる子だったので、午前中、よく体を動かし、離乳食を食べて眠くなったら、すぐお昼寝に突入するようにしました。次に朝。食事が終わるころ、テレビの幼児番組が始まるので、それに気をとられている間におっぱいなしを習慣化。最後に夜。お話を聞いている間に眠くなるように、布団に入ったら必ず絵本を読むようにしました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

一粒の涙もなく、子どもはおっぱいのことを忘れてしまい、私の方が寂しいくらいでした。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

おっぱいを急にやめると、親子ともにつらいので、段階を踏んでやめると楽。おっぱいをやめると、外出もしやすいし、絵本や手遊び、抱っこなど、別のスキンシップが増えました。ママの決断次第という気がします。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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