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卒乳への道のり

卒乳(1歳までに卒業)

昼のおっぱいをやめ、おやつにはミルク。卒乳の日を子どもが理解していて最終日は飲もうとしませんでした。

C.Mさん Hくん (体験談当時の年齢:0歳11ヵ月頃〜1歳0ヵ月頃 男 第1子 東京都)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

完全母乳で育ててきたためか、11ヵ月になっても夜中1〜2回起きると授乳していて、寝かしつけにも授乳でした。1歳3ヵ月ごろまでに母乳をやめた方がやめやすいと聞いていたので、1歳の誕生日を過ぎたら卒乳しようかと悩んでいました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

母乳の出がよかったので、まず授乳回数を減らしていくことを考え、昼間の授乳をやめて、夜の寝かしつけと夜中起きたときだけにしました。それと同時に、ミルクを飲むようにしようと思い、3時のおやつにフォローアップミルクを飲ませ始めました。哺乳瓶は虫歯になると聞いていたので、ストローで飲ませたら、すんなり飲んでくれました。昼間はとにかく遊ばせて疲れさせ、ベビーカーや自転車で散歩して寝かせていました。最後のおっぱいは専門のかたに絞ってもらいたいと思っていたので、助産師さんに絞ってもらうことに決め、相談して卒乳日を決めました。卒乳は、絞ってもらう48時間前が基本のようですが、私は夜しか授乳していなかったため、夜の寝かしつけが最後になりました。2週間前くらいから、子どもに「もうすぐおっぱいバイバイだよ。おっぱいとお友だちになろうね」と言い聞かせていました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

最後の授乳は飲んでくれませんでした。口に押しつけても飲まず、泣いてそのまま朝までぐっすり。結局、予定の1日前から卒乳が始まってしまいました。2、3日は夜泣かれるのを覚悟していましたが、言い聞かせたことを理解していたんだと思ったら寂しくなりました。翌日の夜は夜中に起きてしまい、1時間泣いていました。その日以降は夜中は起きず、ぐっすり寝てくれるようになりました。今はやめてよかったと思っています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

言い聞かせていたのがよかったと思います。わかっていないと思っていましたが、子どもはちゃんとわかっているんですね。卒乳はひとつのドラマで、その子によって経緯は違うと思いますが、きっとやめてよかったと思える日がくると思います。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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